08-22-2011 09:13 PM
いつもお世話になっております。清水と申します。
現在、LabVIEW8.6を使用し始めたところですが、
分からない所がありましたので、質問させて頂きます。
一つのVIに複数の数値制御器をおいた場合に、
入力範囲を個別に指定したいのですが、
一つの制御器のデータエントリで最小と最大を設定すると、
他の制御器も同じ最小と最大値が入ってしまいます。
以前はLabVIEW7.0を使用していましたが、
このようなことはありませんでした。
入力範囲を個別に指定できる方法がありましたら、
ご教授下さい。よろしくお願いします。
Solved! Go to Solution.
08-23-2011 11:46 PM
shimizu 様
平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部 山本と申します。
数値制御器の入力範囲をデータエントリで個別に指定できないとの事ですが、
お調べしたところLabVIEW8.6固有の不具合であるということを発見いたしました。
解決策がございますので、これからご案内いたします。
プログラム的にデータエントリを編集する必要がございますので、以下の手順をご確認ください。
1.データエントリプロパティを変えたい数値制御器をブロックダイアグラム上で確認してください。
2.その制御器を右クリックし、作成→プロパティノード→データエントリ制限に進み
最小、最大、増分の中で設定したいプロパティをお選びください。
3.新しく作成されたプロパティノードを右クリックし、書き込みに変更してください
4.プロパティノードの入力に設定したい値を配線してください
5.ブロックダイアグラムの制御器をもう一度右クリックし作成→プロパティノード→6.範囲外への値の対応にすすみ、最小、最大、増分の中で設定したいプロパティをお選びください。
7。範囲外への値の対応:最大、最小のプロパティに下記のように数値を配線することでオプションの設定が可能となります。
0 「無視」
1 「強制」
8。範囲外の値への対応:増分では下記のように設定します。
0 無視
1 (最も近くに)強制
2 上に強制
3 下に強制
簡単なサンプルを添付いたしますので、ご確認下さい。
お手数ですが添付のサンプルにより意図されている動作が確認できますか、経過をお知らせいただければと思います。
宜しくお願い申し上げます。
日本ナショナルインスツルメンツ
技術部 山本
08-30-2011 12:45 AM
日本ナショナルインスツルメンツ
技術部 山本様
いつもお世話になっております。清水です。
早速のご返答、ありがとうございます。
教えて頂いた方法で、数値の入力範囲を複数指定することができました。
目的のアプリケーションの作成ができそうです。
ありがとうございます。
ご連絡が遅れてしまい申し訳ございません。
また、分からない所があった場合は、質問させて頂きます。
よろしくお願いいたします。