不都合な点ですが、
アプリケーション(exeファイル)を配布する場合、配布先でエクセルのマクロを作成しなければなりません。あらかじめマクロ付のエクセルファイルも一緒にアプリケーションと共に配布すれば良いのですが、あまりスマートなやり方ではありません。既存のエクセルファイルを扱う場合も、既存エクセルファイルにマクロを作成またはコピーしなければなりません。
もともとのやりたいことは、
1.GPIB経由での計測器からのデータをエクセルに表として書き込み、その表の横にグラフを表示。
2・測定条件を変更し、「1.」を再度実行し、エクセルに同ファイル内にシート名を変更し保存。
上記1,2を繰り返しデータを取得する。
ということをやりたいのです。上記VIは出来ているのですが、エクセルにグラフが図形として貼り付けられてしまいます。
グラフはエクセル上で操作して作成したグラフの状態にしたいです。
これを解決するために現在は、
エクセルのSheet1に任意のセル範囲をグラフ化し、Sheet1をコピーするマクロも作成し、このエクセルファイルを保存しておきます。このエクセルファイルをLabVIEWから読み出し、Sheet1をコピーするマクロを実行させ、コピーされたSheetの任意のセル範囲にGPIB経由で取得したデータを書き込む。これを繰り返し行い、Sheetを増やしていく。
ということを行っています。つまりSheet1はフォーマット用のSheetで、追加されていくSheetにデータが保存されていくようになります。
このVIも出来上がっておりまして、問題なく動いておりますが、やはり配布するとなると、マクロ付のエクセルファイルが必ず必要となるところが不都合と感じております。