02-13-2020 09:09 PM
先日、LabVIEWをインストールしているPCがクラッシュしました。多分、BIOSも立ち上がらないことからマザーボードが故障したものと思っています。マザーボードを探していますが、現在まで見つかっていないので質問させて頂きます。私もあまり詳しくないのでよろしくお願いします。
【構成】
OS:Windows 7
LabVIEW:2012(英語版)
LANでCompact RIOにつながったターゲットシステムが数台あり。LabViewは、PCでのHMIとターゲット用のソフトウエア作成に使用。
【質問】
マザーボードが入手できない場合、新規PCを購入してシステムを構築することになります。その場合、Windows10を選択するしかないと思っています。その場合、
(1) Windows 10でLabVIEW2012は動くのでしょうか?LabVIEWのソースを移植すれば動くのでしょうか?
(2)LabVIEWは最新版を購入すべきでしょうか?その時、過去のソースは最新版で動く(コンパイル・実行)のでしょうか?
(3)LabVIEW2012は英語版ですが、最新版(日本語)にして問題が生じるか?英語版の方が良いか?
(4)LabVIEWを購入する場合、どのエディションを購入すべきか?
ほぼ素人なので、アドバイス願います。
02-14-2020
12:31 AM
- 最終編集日:
03-27-2025
08:33 AM
、編集者:
Content Cleaner
1, 2
LabVIEWとWindowsとの互換性を確認すると、LabVIEW 2012はWindows10で正式サポートされていません。
LabVIEWとMicrosoft Windowsの互換性 - National Instruments
これの意味するところは「動きません」と言っているのではなく、「動いたとしてもNIは保証しないし、
トラブルがあってもサポートは厳しいよ」ということになります。
もちろんWindows10で正式サポートされる最新のLabVIEWを使うことが推奨されますが、
ソフトウェアのバージョンを変更するというのはかなり大きな変更で、
全くそのまま何も変更なしに動くかは、誰も保証ができません。
過去のソースを開き、コンパイルすることは可能ですが、動作検証はしっかり行われたほうが良いと思います。
3.
英語版、日本語版はLabVIEWの動作としては実はあまり関係ありません。
唯一、制御器のラベル名などに日本語を使用している場合、Windowsの言語設定等に起因して
文字化けが生じると、正しく動作しない可能性もあります。
現状日本語OSを使っていてLabVIEWが英語版でしたら、同じ構成にされたほうが安心かと思います。
4.
LabVIEWには
Base/Full/Professional
とありますが、出来れば現在お使いのものと同じエディションを購入されたほうが、
変化点が少なく安心です。
私が不安に思っているのは、実は開発PCのLabVIEWとCompactRIO内にインストールされたソフトウェアは、
バージョンが一致している必要があるということです。
単純にcRIOとTCP等で通信しているだけでしたら問題ないと思うのですが、
例えばLabVIEW開発環境からVIを実行してcRIOにアクセスする場合は、おそらくバージョンが異なる旨のエラーが発生します。
T_masaさんが全くcRIO等も初めてということでしたら、ある程度詳しい方と一緒に
検討されたほうが良いかと思います。
02-14-2020 02:10 AM
丁寧な説明ありがとうございます。やって見なければ分からないところもありそうですね。
貴重なコメントありがとうございます。
その他、こうしてみたら等のコメント有りましたらお願いします。
02-17-2020
02:33 AM
- 最終編集日:
03-27-2025
08:33 AM
、編集者:
Content Cleaner
横から失礼いたします。
Emboarさんが記載されている内容以外で念のため補足させていただくと、cRIOはLabVIEW以外にもそれ専用の
モジュールが必要になるので注意する必要がある、ということですかね。
ある特定のLabVIEWのバージョンをインストールした場合、Real Time moduleやcRIO用のドライバソフトウェアも互換性があるものをインストールする必要があるかなと思います。
場合によってはFPGAモジュールなんかも必要ですかね。さらに、インストールの順番も気を付ける必要があるかと思います。
What Software Do I Need to Program My cRIO? - National Instruments
https://knowledge.ni.com/KnowledgeArticleDetails?id=kA00Z0000019PTeSAM&l=ja-JP
CompactRIO Download - National Instruments
https://www.ni.com/ja/support/downloads/drivers/download.ni-compactrio.html#333269
複数のNIソフトウェア製品のインストール順序 - National Instruments
https://knowledge.ni.com/KnowledgeArticleDetails?id=kA00Z000000P8aNSAS&l=ja-JP
ご参考までに
02-17-2020 03:04 AM
大変参考になります。ありがとうございます。
02-18-2020 11:05 AM
御世話様でございます。
横から失礼致します。
Emboar様が仰られている通り、まずはcRIOとの間の通信(TCP、シェアード変数、Visa serverなど)に何が使われているのかを確認されてはいかがでしょうか。もしTCP、UDPなどだけで構成されていれば、Windows10と2019などでも動く可能性はあります。
過去にPXIが2010でWindows側が2018というTCP通信のみで組まれたシステムにアップデートをしたことがありますが、問題なく動作していました。ただこの場合、クラスタなどLabVIEW内の構造などに変化に抵触する場合がある、MAXが動かなくなる可能性が高いなどは考えられますので、そいった点には注意が必要かもしれません。
02-18-2020 06:03 PM
皆様ありがとうございます。
cRIOはTCP IPの通信だけだと思っています。
昨日、CPUを交換したら、一応動くようになりました。
しかし、LabVIEW(実行用モジュール)を起動するとすごく動作が遅いです。この動作の遅くなる現象は、故障する前にもあったようです。
パフォーマンスモニタで、CPU、メモリを見ても特に問題なさそうなのですが、何処に問題が有るのか、調べる方法はあるでしょうか?または、何処に原因があるか考えられるところはあるでしょうか?
追加の質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
02-18-2020 07:27 PM
御世話様でございます。
お話お伺いした情報だけでは範囲が広すぎて原因を特定するのは難しいように感じます。機能的には問題なく動作しているということでしょうか?個人的には「どこかの処理がタイムアウトを起こしているが、エラー処理していないために動作しているように見える」と感じます。
もしソースを読むことができるようであれば、どの部分で遅延が発生しているのか切り分けされるとよいと思います。
02-18-2020 07:55 PM
PC自体の調子が悪いのであればパフォーマンスモニタよりもリソースモニタで見た方がヒントは得られやすいと思います。
HDDの場合はセクタ不良とかで引っ掛かるとPC全体の処理が遅くなったりします。ご参考まで。
02-18-2020 08:31 PM
TAKASUさん
リソースモニタで見ても特に問題内容に感じます。メモリ・UPU共に十分余裕があるように見えます。
info EasyMeasumentsさん
機能的には動いています。壊れる前は、動作が遅くなり、そのうち、PCがDOWNしました。今回もそのうちPCが落ちると思われます。
LabVIEWアプリを立ち上げる前のWindowsでは特に動作が遅いということは有りません。
どこで遅延が発生しているか調査する方法は具体的にどうすればよいでしょうか。LabVIEのパワーワーユーザではないのでお願いします。