日本ナショナルインスツルメンツ 技術部 天沼と申します。
>生成されたexeファイルを実行すると、①は正常に実行され、②が実行されずにエラーが発生しています。
レポート生成ツールキットをご使用の場合、exeファイル作成の際においてダイナミックVIとして以下の2つのファイルを加えていただく必要があります。
①_Excel Dynamic VIs.vi
\C\program files\NationalInstruments\LabVIEW7.1\vi.lib\addons\_office\_exclsub.llb
②_Word Dynamic VIs.vi
\C\program files\NationalInstruments\LabVIEW7.1\vi.lib\addons\_office\_wordsub.llb
以下の方法でダイナミックVIを追加してください:
「ツール」→「アプリケーションまたは共有ライブラリ(DLL)を作成」→ソースファイルタグで「最上位VIを追加」
→EXEファイルにしたいVIを指定→「ダイナミックVIを追加」で上記①②を追加→「ビルド」
上記の方法はLabVIEW Report Generation Toolkit for Microsoft Office User Guide
>Creating Stand-Alone Applications欄に記載されておりますので、よろしければそちらもご参照ください。
LabVIEW Report Generation Toolkit for Microsoft Office User Guideはこちらよりダウンロードいただけます。
http://digital.ni.com/manuals.nsf/websearch/46334E8183C5360586256E3F00603DDB
>LabVIEW 環境のないパソコンでexeファイルを実行する場合、LabVIEW 環境のないパソコンにあらかじめ
ランタイムエンジンというものをインストールしておくのでしょうか?
LabVIEWがインストールされていないPC、すなわち実行環境にてexeファイルを実行するためには、そのexeが作成されたLabVIEWと
同じバージョンのLabVIEW Run-Time Engine (LabVIEWランタイムエンジン)を実行環境にインストールされている必要があります。
その場合のインストール方法は以下の二通りになります。
① exe作成時にインストーラを作成する方法
「ツール」→「アプリケーションまたは共有ライブラリ(DLL)を作成」→ソースファイルタグで「最上位VIを追加」
→EXEファイルにしたいVIを指定→「ダイナミックVIを追加」で上記①②を追加→
インストーラ設定タブで「インストーラを作成」にチェック→「ビルド」
上記の方法でインストーラを作成し、そのインストーラを実行環境にあるPCにて実行することによってLabVIEW Run-Time Engineを
インストールすることが可能です。
② LabVIEW Run-Time EngineをWEBからダウンロードする方法
下記のウェブサイトからLabVIEW Run-Time Engineをダウンロードし、手順に従ってインストールを行ってください。
http://digital.ni.com/softlib.nsf/webcategories/85256410006C055586256BBB002C130D?opendocument&node=132070_US
以上の点で何かご不明な点等ございましたらご連絡ください。
このメッセージは 08-17-2005 02:53 AMに chizuru が編集しています。