サンプルコードとドキュメント

NI 9469を用いてcDAQシャーシ間の同期を行う

製品と環境

このセクションは、サンプルの作成に使用された製品およびOSを反映します。

以下に示された製品を含め、NIのソフトウェアをダウンロードするには、ni.com/downloadsをご覧ください。

    ハードウェア

  • NI-9469

コードとドキュメント

添付

Description

概要

NI 9469を用いて、複数のcDAQシャーシから同期集録を行います。

 

説明

NI 9469を使用することで、複数のCompactDAQシャーシを同期させることができます。

CompactDAQの同期については、下記資料に詳細に紹介があります。

NI-DAQmxを使ってアナログ入力Cシリーズモジュールを同期させる - National Instruments

また、NI 9469を使用する際にはあらかじめMAXで同期設定を行っておく必要があります。

Configuring the NI 9469 in Measurement & Automation Explorer - National Instruments

1Conf_on_MAX.PNG

 

DAQmx 9.9以降では、MAXで同期設定が完了していれば、

別シャーシのモジュール同士を1つのタスクに追加することで、マルチシャーシ同期が可能となります。

それでは下記のようなVIを作成して、同期がでされているかを確認します。

snippet.png

 

NI 9263から方形波とのこぎり波を組み合わせた信号を出力し、測定される電圧を確認します。

確認してみると、2つの信号が重なり合って、同期ができていることが確認できます。

2Result_Entire.png

 

ハードウェア/ソフトウェアの要件

  • LabVIEW 2013以降
  • DAQmx 9.9以降

  • CompactDAQシャーシ × 2
  • NI 9469 × 2
  • NI 9215 (今回はmasterとして使用)
  • NI 9205 (今回はslaveとして使用)

 

コードの実装/実行手順

  1. デバイスをセットアップしたらMAXを開き、Configuring the NI 9469 in Measurement & Automation Explorer - National Instrumentsを参考にNI 9469の設定を行います
  2. サンプルをダウンロードし、マスタとスレーブデバイスの物理チャンネルを設定し、実行します

NIコミュニティのサンプルコード交換のサンプルコードは、MIT Licenseによりライセンス供与されています。