10-13-2010 11:28 PM
DAQハードウェア PCI-6221+端子台 CB-37HF の構成でLabVIEW8.0により温度計測します。
熱電対はT型です。
DAQアシスタント→温度→熱電対タイプ→T まで設定しましたが、CJCソースの選択①内臓センサ②定数③チャンネルのどれを選ぶのかわかりません。また、②定数を選択した場合、CJC値は25に初期設定されますが、室温を計測すると明らかに高温表示されます。
T型熱電対を使用する場合の、CJCソースとCJC値の設定方法教えてください。
10-14-2010 09:41 PM
K.Nakamura 様
平素より弊社ディスカッションフォーラムをご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ黒須と申します。
熱電対の冷接点補償についてですが、まず内蔵センサによる冷接点補償は特殊なCJCセンサの搭載された端子台のみ利用が可能になります。
こちらは端子台に搭載された温度センサを基準温度として熱電対の冷接点補償を行う仕組みになっております。
チャンネルによる冷接点補償は別途お客様の方で基準点となる温度センサを使用してその基準温度を元に冷接点補償を行うことができる機能になります。
定数はお客様の方で設定された定数を基準温度として冷接点補償を行うものになります。
(初期設定の場合25℃で冷接点補償がされていることになります。)
まず電圧が正常に取れているかどうか確認する為に冷接点補償の定数を0に設定して熱電対の温度変化による電圧が正常に取れているかどうかご確認いただければと思います。
この状態で熱電対の測定を行っていただきますと0℃付近で値が細かく変化している様にデータとして出てくると思います。
もしこの状態でもおかしな値が帰ってくるようでしたら一度熱電対が接続されているチャンネルが正しく設定されているかどうかご確認ください。
よろしくお願い致します。