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データの取り方

 ロータリーエンコーダとレーザ変位計を使用しています。ロータリーエンコーダは角度位置設定で、レーザ変位計は電圧測定で取り込めるようになっています。
 レーザの値がエンコーダの値が5°刻みで取り込めるようにしたいのですがどのように設定したらよろしいのでしょうか。
 ご返答よろしくお願いします。
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平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の宮本と申します。

お手数ではございますが、この件に関しましていくつか確認させていただきたい点がございます。

1)
まず、ロータリーエンコーダはDAQもしくは弊社カウンタボードでエッジカウントされているのでしょうか。
次に、レーザ変位計は電圧測定ということなのですが、これはアナログ入力をされているということでお間違いございませんでしょうか。

2)
ロータリーエンコーダで、5°刻みということなのですが、これはロータリーエンコーダが72Pulses/revなのでしょうか。
もしくは、例えば2.5°刻みで、2パルスごとにエッジカウントされるパルスを外部クロックとしてアナログ入力したいということなのでしょうか。

エンコーダパルス(例えばA相)をアナログ入力のサンプルクロックソースとして利用し、パルスの立ち上がりエッジ全てに対してアナログ入力を行うことが可能です。
ドライバとしてDAQmxをご利用の場合、外部クロックを使用したアナログ入力は、サンプルファインダ>>ハードウェア入力と出力>>DAQmx>>アナログ測定>>電圧>>Cont Acq&Graph Voltage-Ext Clk.viをご参照ください。

次に、ロータリーエンコーダが5°刻みでなかった場合、集録したデータからループ等を使用し(約)5°刻みにデータを抜き出し、抜き出したデータに対し解析などの必要作業を行うことでデータをまびく形になるかと思われます。

上記内容をご確認願えますでしょうか。

宜しくお願いいたします。


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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 技術部 宮本 素臣
www.ni.com/jp
Email: http://www.ni.com/jp/support/ TEL: 0120-527196
弊社のサポートに関する情報は以下のサイトをご覧ください。
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     ご返答ありがとうございます。

 1) ロータリーエンコーダは御社のNI-PCI-6251/CB-68LPの基盤にA・B・Z相の配線を接続しDAQアシスタントの角度位置設定でカウントしています。                                        

   レーザ変位計はアナログ電圧出力です。

 2) ロータリーエンコーダは、5000Pulses/revです。

     添付したファイルが作成したプログラムです。ロータリーエンコーダを一定の速度で回転させレーザの測定値を100点(3.6°刻み)取って

   "計測ファイルへの書き込み"でExcelファイルに保存したいのですが出来ますでしょうか。

    ご返答よろしくお願いします。

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平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の宮本と申します。

ご返答ありがとうございます。

弊社のMシリーズデバイスと端子台をお使いになられ、角度位置入力とアナログ電圧入力をされている旨確認させていただきました。添付された画像ファイルにてDAQアシスタントをご使用になりデータ集録をされていることも確認いたしました。

この様なデータ集録をされる場合、角度位置入力とアナログ電圧入力を同期させる必要がございます。この場合の同期とは、共通のサンプルクロックソースを使用することを意味します。角度位置入力の際にctr0をお使いになる場合、エンコーダ信号(A相)はPFI8に入力されます。よって、両サンプリングソースをPFI8に設定することでA相信号の立ち上がりにデータ(角度位置とアナログ電圧)を同時集録することが可能となります。DAQアシスタントではなくDAQmx関数を使用しておりますが、添付のファイル(AI - External Clock from Counter.vi)をサンプルとしてご参照下さい。

5000Pulses/revのロータリーエンコーダをお使いですので、サンプル数を5000に設定する事で0.072°刻みに360°分のデータを集録出来ます。データ集録後にWhileループ等を使用し、3.6°刻み(配列の要素50個置き)にデータを抜き取ることでご希望の測定が可能であると考えております。

またExcelファイルへの保存は、ファイルI/Oパレット上の「スプレッドシートファイルに書き込む」関数を使用し、ファイル名を入力される際に拡張子「.xls」をお付けになることで可能となります。

上記内容をご確認願えますでしょうか。

宜しくお願いいたします。


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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 技術部 宮本 素臣
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 ご返答ありがとうございます。
 添付ファイルのプログラムを使用したところデータを0.072°刻みで5000点とることが出来たのですが、DAQアシスタントでの設定
の方法がわかりません。
データを3.6°刻みで100点とる設定の仕方がわからないのですが、どの部分の設定を変えたらいいのでしょうか。
 ご返答よろしくお願いします。
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平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の宮本と申します。

ご返答ありがとうございます。

添付ファイルにてデータ集録(0.072°刻みに5000点)が可能であったこと確認いたしました。

DAQアシスタントを使用して同様のデータ集録をされる場合、添付ファイルをご参照頂きながら以下の値を設定してください。

1)DAQアシスタント - 角度位置設定
「タスクタイミング」タブにて
・集録モード
・クロック設定
・上級クロック設定

2)DAQアシスタント - 電圧入力設定
「タスクタイミング」タブにて
・集録モード
・クロック設定
・上級クロック設定
「タスクトリガ」タブにて
・スタートトリガ

これらの値を添付ファイルで使用されている値と同様のものにすることで、添付ファイルと同様のデータ集録が可能になると考えています。

ご紹介させていただきましたデータ集録方法は、ロータリーエンコーダ(5000Pulses/rev)からの入力信号(A相)をサンプルクロックソースとして使用することで両タスク(角度位置とアナログ電圧入力)の同期を可能にしております。この場合、入力信号の立ち上がり時にデータを集録するので5000点のデータが集録されます。5000点(0.072°刻み)あるデータを元にソフトウェア上でループ等を使用し、まびく形で100点(3.6°刻み)抜き取る方法でご希望のデータを得られると思います。

DAQアシスタント上(もしくは添付ファイル)の設定だけを変更することによって3.6°刻みにデータ集録を行うことは出来ません。前述通り、データ集録後に5000点あるデータから必要なデータ100点だけを抜き取る方法が最善なのではないかと考えています。


プログラムが大変複雑になってしまいますが、ハードウェア上で3.6°刻みにデータ集録することも可能であると認識しております。他のお客様で似たようなアプリケーションを考えられたケースがございますので、英語ではありますがご参考までに紹介させていただきます。

ignore multiple triggers
http://forums.ni.com/ni/board/message?board.id=250&message.id=17068&requireLogin=False

この場合のプログラム構築は、DAQアシスタントを使用したものではなく、DAQmx関数を使用したものである上にカウンタを2つ必要とします。以前添付させていただいたファイルにて必要なデータ集録が出来ているということですので、ループを使用し必要データを抜き出す方法を推奨します。

以上、よろしくお願いいたします。


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ご返答ありがとうございます。

DAQアシスタントで0.072°刻みで5000点データをとることが出来ました。後はデータ収録後に3.6°刻みで100点抜き取りたいと思います。

ご丁寧に説明していただきありがとうございました。

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メッセージ7/11
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平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の宮本と申します。

ご連絡有難うございます。

問題回避へのお役に立てた事を大変光栄に思っております。本件に関しましては、解決という事で認識させていただきますが、その他ご不明な点がありましたらご連絡下さいますようお願い申し上げます。

宜しくお願いいたします。

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メッセージ8/11
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すいません横から失礼します.

ちょうど私も同じような事をしようとしていたもので質問させてください.

 

エンコーダの回転と同期させてアナログ入力を行う点は同様なのですが,

私はそれを連続的に行いたいと考えています.

 

具体的には

45度から135度までのアナログ出力の波形をエンコーダが一周するごとに更新する

ようなプログラムを組みたいのですが出来ません.

 

とりあえず

上記に上がっているプログラムの有限サンプリングを連続サンプリングに代えて実行

すれば連続的に動くかなとおもったのですがうまく動きません.

 

どうすれば良いのか皆目見当もつかないので

回答お願いします.

 

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VIをひとまず連続サンプル用に変えてみました。これで動作するはずですが、一度実行してみて頂けますか?

 

また、「うまく動きません」と仰っているのは、有限サンプルのプログラムは動作するけれどもご自身で変えられた連続集録のVIが動作しない、ということでしょうか。それとも有限サンプル自体も動作しないのでしょうか。

 

よろしくお願いします。

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