Summary
In this article I will introduce a sample program for LabVIEW that captures images with The Imaging Source's industrial camera.
まとめ
この記事ではThe Imaging Source社の工業用カメラで画像を取り込むLabVIEW用サンプルプログラムを紹介します。
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前書き
8年前ですが分光器を作って遊ぼうと思い、手頃な値段のThe Imaging Source社のCマウントカメラを購入しました。カメラにはLabVIEWのドライバーが付いていますので、LabVIEWでプログラムを作ったのですが、分光器は光学系の部分で途中で挫折してそれ以来ずっと棚の中に入っていました。
先日、中古の顕微鏡をオークションで購入したので、格安な顕微鏡用Cマウントアダプターも購入してカメラを取り付けてみました。白黒カメラなので顕微鏡撮影には向きませんが、一応アダプターが機能することは確認できました。Cマウント・マイクロフォーサーズアダプターも注文しているので、最終的には出番が無くなったオリンパスのOM-D E-M5を取り付けようと思っています。
オークションで顕微鏡の物件を探している時にオプトアートの物体側テレセントリックレンズが4000円で出ていたのを購入しました。木工フライスの主軸部分に取り付ければ棚から出てきたCマウントのカメラが3軸ステージで役に立つかもしれないと思います。テレセントリックレンズは対象物との距離が変化しても倍率が変わらない(もちろんボケますが、)ので画像計測に向いていると言われています。
前書きが長くなりましたが、久しぶりに画像収録です。
購入からずいぶん時間が経っているので、最新バージョンがダウンロードできるか調べてみました。
(株)アルゴのダウンロードサイトです。
https://www.argocorp.com/software/DL/tis/index.html
カメラに同梱されていたCDよりも新しくなっているようです。
ドライバーが???から2.9.3
IC Captureが2.1から2.4
IC Imaging Controlが3.0.7から3.4
IC LabVIEW Extension 2.0から3.3.0.38
demoプログラムが同梱されていて基本的なVIは動作しました。
Device Setup.viは画像フォーマットやフレームレートなどの設定をファイルに保存することができます。
LabVIEWでの画像表示はピクチャー表示器よりもイメージ表示器の方が便利ですので、Visionのドライバーの無料部分だけでもインストールしておくことをお勧めします。
demoの中にIMAQ Image.viというVIがありますので参考になりますが、もう少し簡易にしたものを作りましたので添付します。
ループ内にWaitを入れていませんが、ほぼフレームレート間隔で動作しているようです。
LabVIEW2014以降で、The Imaging Source社のソフトウェア、USBドライバー、LabVIEWドライバーが必要です。
時間を見つけてもう少し機能を追加したいと思います。