上田 様
日本ナショナルインスツルメンツ 見目でございます。
ご連絡が遅れまして大変申し訳御座いません。
サンプルの動作は、まずLabVIEWでイベント登録を行ないます。
その後、DLLにLabVIEWで登録されたイベントのレファレンスを渡しますと、DLLが登録されたイベントへ何からのデータを渡します。
渡されるデータタイプは、イベント登録の際に指定します。
「LVUserEvent.cpp」がこのサンプルのDLLのソースファイルでして、このサンプルの場合ですと、
PopulateStringHandle(newStringHandle,"Guess where I came from"); にて、
データ（"Guess where I came from"）をnewStringHandleに渡しています。
その後、PostLVUserEvent(*rwer,(void *)&newStringHandle);にて、
newStringHandleのデータを*rwerに渡しています。
DLLにLabVIEWで登録されたイベントレファレンスを渡す事により、SendEventは、(LVUserEventRef *rwer)を取得します。
LabVIEWでDLLを呼び出すには「ライブラリ関数呼び出しノード」を使用します。
「ライブラリ関数呼び出しノード」をダブルクリックして、
DLLのパスを参照し、SendEvent関数を指定して頂いたあと、パラメータにてパラメータを指定します。
その後、イベントストラクチャにて、ユーザイベントを指定して頂ければ、DLLから渡されるデータ（今回は文字列）がLabVIEWで呼び出せます。
従って、SendEvent関数の引数LVUserEventRef *rwerには、LabVIEWからイベントレファレンスを渡してください。
上記内容につきまして、ご質問やご不明な点などございましたら、
どうぞお気軽にご連絡頂けますようお願い申し上げます。
日本ナショナルインスツルメンツ 見目 ルツ
