12-12-2018 03:30 AM
NIMAXでにてグローバル仮想チャンネルを電圧で作成しました。
この際電圧入力設定に信号入力範囲とありますが、usb4431を使用した際の最大、最小電圧は10~-10[V]となります。
仮信号入力範囲を-5~5[V]と設定した時、どのような変化があるのでしょうか?
実際に範囲を-5~5[V]とした際にも、信号発生器で約10[V]を加えて入力させた際には波形が取り込めているので、信号入力範囲の意味がよくわかっていません。
12-24-2018 06:34 PM
まず入力範囲の意味に関してですが、そちらはDAQmxドライバが実際に最適な入力範囲を自動的に設定をするために使われ、また、計測の分解能にも関わってきます。
例えば、入力可能範囲が±0.1、±1、 ±5、±10 V、分解能が12ビットのDAQデバイスを考えた場合、ユーザがNI MAXにて±2と入力範囲を設定すると、DAQmxドライバが自動的に最適範囲を±2が収まる最小範囲である±5Vと設定し、分解能は10(±5の振幅)÷4096(=2^12)となります。反対に例えば、計測器からの入力信号が±2Vと分かっているのにも関わらず、NI MAXにて入力範囲を±10Vと設定してしまうと分解能は20÷4096となってしまい、計測の確度が低下してしまいます。
なので、どちらの入力範囲設定にしても信号は同じ様に取得できても、計測確度は違ってきてしまうため、もし、特別そのような設定をする必要がないのであれば、±10Vの入力電圧に対しては、入力範囲もその様に設定するのが宜しいかと思います。
12-24-2018 08:41 PM
入力範囲指定は、制限するものではないって考え方なんですね。
USB-4431は±10Vのみなので、その範囲であれば±10Vになってしまうってことなんですね。
K.NaitoさんのようにDAQの入力レンジを指定して、本来の仕様を深く意識していませんでした。
入力レンジ(最大値と最小値)
http://zone.ni.com/reference/ja-XX/help/370466AD-0112/measfunds/limitsettings/
12-24-2018 10:24 PM
>>USB-4431は±10Vのみなので、その範囲であれば±10Vになってしまうってことなんですね。
はい、仰る通りです。