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NI9229, NI9239 サンプリングレートについて

解決済み
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お世話になります。

 

NI9229, NI9239のサンプリングレートは1.613~50kS/sであると製品マニュアルより認識があります。

一方DAQmxで同モジュールに対するタスク設定の際にサンプリングに対する設定では

最低サンプリングレートの制約を受けずに自由に設定ができてしまいます(例えば1Hzなど)

設定は出来ますがマニュアルに記載のあるサンプリングレートの制約に従っているということでよろしいでしょうか?

希望としては100Hzでサンプリングしたいのですが、実現可能な方法がありましたら教えてください。

 

以上よろしくお願いいたします。

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1.613~50kS/sはデータレートを指しているのではないでしょうか。

 

サンプリングレートは最大で50kS/sで集録可能のようですね。

100Hzでも集録できると思いますよ~

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ご回答どうもありがとうございます。

 

データレートとサンプリングレートの違いをご教授いただけますか?

 

私が確認しているところですと100Hzと設定しても最低サンプリングレートである1.613kHzの制約から

10ms毎にデータを取得してほしいのに0.6ms毎に取得してしまいます。

 

よろしくお願いいたします。

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メッセージ3/8
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データレートとサンプリングレートは違うものだと理解していたのですが、KSG0305さんの実際の挙動から同義のものなのでしょうね。。。

すみません、私の勉強不足でした。おかげで勉強になりました。

 

http://bcellrays.jp/dtm_beginner/dtm_daw_pc013/dtm_daw_pc18.html

 

うまくいくかはわかりませんが、ハードウェアタイミングではなくソフトウェアタイミングで行えばできるんでしょうかね?

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解決策
トピック作成者KSG0305が受理

お世話になっております。

 

NI 9229, NI 9239のモジュールではデジタルシグマ型と呼ばれるADCを使用しており、

モジュール内部のクロックを元に得られる周波数でしか動作できません。

 

例えば、以下の仕様書を見ますと、NI 9229・NI 9239ともに内部には12.8MHzのクロック源が搭載されており、内部クロックを使用する限り、設定可能な周波数は12.8 / (256*n) [MHz](ただし、n=1-31)であることが記載されております。

 

◯NI 9229 データシート
http://www.ni.com/pdf/manuals/374184c_0212.pdf#page=6

 

NI 9239 データシート
http://www.ni.com/pdf/manuals/375939b_0212.pdf#page=6

 

実際に計算していただくと分かりますが、

n = 1 -> f_s = 50 kS/s

n = 2 -> f_s = 25 kS/s

n = 3 -> f_s = 12.5 kS/s

...

n= 31 -> f_s = 1.613 kS/s

が設定可能なサンプリングレートです。

 

DAQmxを用いたコードを書く際、DAQmxタイミング関数にてこれらに縛られないレートを設定できるかのように見えますが、実際に設定されているレートは上記の原則に従って、設定可能なサンプリングレートの中でDAQmxタイミング関数で指定したレートに近い値が設定されます。

 

もちろん、使用するクロックソースとして外部クロックを使用することもできます。

その場合のサンプリングレートは、f_M /(256*n) [MHz] (f_M:外部クロック周波数、n = 1 -31に限る)として計算されます。

なので、設定したいサンプリングレートから逆算して外部クロックの周波数を調整していただければ目的のサンプリングレートを設定することも可能です。

 

が、これも仕様書に記載されている通り、外部クロックをクロック源として使用した場合でも最小で設定できるサンプリングレートは390.625 S/sとなっております。

つまり、ご希望の100 S/sに設定することはできません。 

 

 何かご不明な点がございましたら、ご質問いただければ幸いです。

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お忙しいところ、ご回答ありがとうございます。

 

データレートとサンプルレートは異なりますので、TKST (Member) さんのご理解、ご認識通りで大丈夫ですよ。

私が質問している内容はサンプリングレートに関してのみです。

(データレートについて書かれていましたが、もしよろしければお話が出てきた背景教えてください)

 

ご連絡の通リ、NI9229等で取得したデータをその後でソフトウェア(波形収集ソフトetc.)で間引きを

行うことで実現することになります。

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Y.Satoさん

 

丁寧にご回答どうもありがとうございます。

 

やはり認識どおりですね、スッキリしました。

モジュールでは100S/sはできないので、データをソフトで間引いて実現します。

 

本件、DAQmxではレートのところは、規定のサンプリング周波数をプルダウンで選択させるような

UIの方がいいと思いました。(もしくは規定外の周波数ならワーニングを出すとか)

 

どうもありがとうございました。

メッセージ7/8
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デルタシグマ型ADC使用、いわゆるDSAモジュールは、compactRIOを使用するとプルダウン形式でレートを設定できますが、DAQmx はないですね。

 

確かにおっしゃるようにDSAモジュール使用時にはプルダウンがあると便利になりますね。

 

DAQmxでは、「実際のサンプルレート」のプロパティノードの出力で確認するといいと思います。

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