03-28-2019 09:27 PM
LabVIEW2015 SP1(32bit)と、Windows10(64bit)の組み合わせについて
会社にてLabVIEW2015 SP1(32bit)にて、設備制御ソフトウェアを構築し、
2014年~2019年まで継続した安定運用をしております。
ソフトウェア開発当時は、Windows7(32bit)が主であったため、LabVIEW
のライセンスも32bit用を使用しておりました。
この度、社内インフラ入れ替えの煽りを受け、端末をWindows10(64bit)
に置き換えざるを得ない状況になっております。
しかしながら、それに合わせてLabVIEWのライセンスを購入し直すだけ
の予算は会社には無く、現在所有中のライセンス(LabVIEW2015 SP1(32bit))
を使用し続ける必要があります。
そこで伺いたいのは、LabVIEW2015 SP1(32bit)と、Windows10(64bit)の
組み合わせで、動作に問題無く使用する事が可能かどうかについてです。
・そもそも動作できるか、できないか
出来る場合、現在に至るまで、
・各ユーザから入手されておられる情報で、上記組み合わせにて、何か
問題が発生するような事案が有るか
・64bitのOS上で、32bitのLabVIEWが動作する際(出来る場合)、bitの
違いによる動作への影響などが発生しているか
上記について、一度お伺いしたいと考えております。
何卒、ご教授頂きたく、よろしくお願い申し上げます。
以上です。
03-28-2019 10:57 PM
LabVIEW 2015 SP1は、Readmeや下記のリンクにあるとおりWindows 10 64ビット版に正式サポートされていますので問題なく使用することができます。
64ビットのOS上でLabVIEW 32ビット版のが動作する際、ビットの違いによる影響はいくつかあります。
32ビットOSでは、ソフトウェアをインストールするとProgram Filesのディレクトリにインストールされますが、64ビットOSで32ビットのソフトウェアをインストールすると、Program Files (x86)というディレクトリにインストールされます。よって、もしLabVIEWがインストールされているディレクトリから直接LLBやVIなどを参照していると、参照パスが変わります。特定のDLLを参照されている場合も確認したほうがよいと思います。
他には、システム実行VIでWindows OSに付属するEXEなどを呼び出す際にも注意が必要です。詳しくは下記のページに記載されております。
インストールや新規作成には問題ありませんが、既存のソースコードは念のため動作確認をしていただけると幸いです。
以上、よろしくお願い申し上げます。
03-28-2019 11:12 PM
早々のお返事、恐縮です。
ひとまず、安心いたしました。
現在のソースコードは、全て相対パスで作成
しておりますので、ビルド時のインストール先
をプロジェクトで変更すれば、まずは大丈夫
だろうと判断しております。
外部のライブラリやDLLなども、全て64bit共用
の物を使用しておりますので、おそらく参照先
変更で動作確認できるだろうと考えております。
ハードウェア入手後、LabVIEWをそのまま
インストールし、まずはソースコードのまま動作
を確認いたします。
その後、ビルドでインストーラ化し、後は新規
PCへインストールする方向で進めます。
ありがとうございました。
03-28-2019 11:46 PM
懸念部分はすでに想定されているようですので、十分対処可能かと思います。
また何かございましたらご投稿いただけると幸いです。
今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。
日本NI 上野