07-18-2018 01:16 AM
私は現在、変位計を用いた計測プログラムを作成しております。
変位計2体からの入力をDAQアシスタントで2チャンネル分読み取り、数値演算処理をしてDAQアシスタントに出力し、保存するというプログラムを作成しました。
しかし、このプログラムを実行して数分でエラーコード200279が表示され、停止してしまいます。
そこで、自分なりに調べたところ、DAQアシスタントではなく、DAQmx関数に置き換えると改善するという情報を見つけ、作り直そうとしておりますが、
どこにどの関数を置き、どう配線すると良いのかわかりません。
宜しければ、ご教授いただければと思います。
またこちらのデバイス環境ですが、
NI-c9178、NI9237(入力側)、NI9263(出力側)となっております。
DAQアシスタントを用いた作成したVIを添付します。
何卒宜しくお願い致します。
07-18-2018 08:14 PM
平素よりNI製品を使用いただき誠に有難う御座います。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部のOkazakiと申します。
確認されているエラー200279ですが、DAQアシスタントをDAQmx関数に置き換えればそのまま解決される問題。。。という訳でもございません。
エラー内容としてはハードウェアのデータ収集サンプルレートがPCのデータ読み取りのレートよりも速く、データのオーバーフローが発生していることになります。
英文となっておりますが、下記資料とビデオにてトラブルシューティング方法が記載されていますので、お試しいただければ幸いです。
LabVIEW Error -200279 in DAQmx Read or Property Node - National Instruments
https://knowledge.ni.com/KnowledgeArticleDetails?id=kA00Z0000019KTeSAM
Fix LabVIEW Error 200279 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=KUad00JV22I
Warm Regards,
T. Okazaki
Applications Engineer
National Instruments Japan
07-18-2018 09:54 PM - 編集済み 07-18-2018 09:56 PM
Okazaki様
ご返信いただきありがとうございます。
試料、動画を拝見しましたが、正直申し上げますとよく理解できませんでした。
私が欲するプログラムとしては、アナログ入力で読み取ったデータをチャート及びアナログ出力させたい、というものですが、
1秒間当たり10個ほどのデータを出力できればと考えております。
しかし、チャートの更新および出力は1秒間毎ではなく、即応性を持たせるために0.1秒に1個のデータを出力できればと考えております。
恐れ入りますが、ご教示いただければと思います。
宜しくお願い致します。
07-23-2018 01:48 AM
MITTIY様
連絡のほどありがとうございます。
また私が紹介したビデオですが、正しいビデオはこちらとなります。
(先日の投稿で誤ったリンクを紹介してしまい、申し訳ございません)
Fix LabVIEW Error 200279 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=KUad00JV22I
実際に発生している200279エラーの回避策が説明されています。
またご希望されているプログラムですが、いわゆるループバックシステムになると存じます。
こちらのプログラムの組み方として、下記リンクのサンプルVIを参照いただければ幸いです
Multi-Function: Read Analog Input and then Write Signal on Analog Output - NI Community
https://forums.ni.com/t5/Example-Programs/Multi-Function-Read-Analog-Input-and-then-Write-Signal-on-...
Warm Regards,
T.Okazaki
Applications Engineer
National Instruments Japan
07-23-2018 09:37 PM - 編集済み 07-23-2018 09:39 PM
Okazaki様
ご返信ありがとうございます。
参照頂きましたサンプル等参考に、キュー関数も併用して再構築した結果、エラーが表示されなくなり、長時間の計測ができるようになりました。
そこで再度質問があるのですが、
①以前質問しました保存するデータ数ですが上手くいきません。どのように設定すればよろしいのでしょうか。
②波形チャートにデータが途切れ途切れで表示され、次第に全く表示されなくなりました。こちらもどうすればよろしいでしょうか。
フロントパネルのスクリーンショットを添付いたします。
お手数ですが、ご教授頂きたく存じます。
宜しくお願い致します。
07-24-2018 12:11 AM
MITTIY様
連絡いただきありがとうございます。
長時間の計測が可能とお聞きし安心致しました。
データ数の設定が上手くいかないとのことですが、これはDAQアシスタントExpressVI内部の
「レート」と「読み取るサンプル数」で設定されている数値に依存いたします。
現在のDAQアシスタントの設定ではレートが25kで「読み取るサンプル数」が50kと設定されています。
試しにレートを1000で「読み取るサンプル数」を100にて設定お願いいただけないでしょうか。
レートが「読み取るサンプル数」の10倍になっている形でお願いいたします。
また上記の設定により、2番目の問題も解決されるか確認をお願いします。
Warm Regards,
T.Okazaki
Applications Engineer
National Instruments Japan
07-24-2018 04:27 AM
Okazaki様
ご返信いただきありがとうございます。
レートを1000、サンプル数を100に設定した際、計測チャンネルが1チャンネルの時は問題なくできましたが、チャンネル数を増やすとどちらかが上手くいかなくなってしまいます。
使用するDAQデバイスがNI9237なのですが、4チャンネル分の計測を行いたいと思っております。
お手数おかけして申し訳ございませんが、宜しくお願い致します。
07-26-2018 12:56 AM
MITTIY様
おそらくDAQアシスタントExpressVIを使用していると思われますが、
DAQアシスタント内の設定にて4つ(全てのチャンネル)を選択されていますでしょうか。
DAQアシスタントExpressVIをダブルクリックすると設定ウィンドウを開くことができます。
またLabVIEWに付属されているサンプルVIにても同じ現象が発生しますでしょうか。
問題の切り分け(ハードウェアの問題かソフトウェアの問題)のためにお試しいただけないでしょうか。
Warm Regards,
T.Okazaki
07-27-2018 04:56 AM
Okazaki様
お世話にっております。
ご指摘いただきました箇所を確認いたしました。
DAQアシスタントのチャンネル数ですが、こちらすべて選択しております。
またサンプルを用いた場合ですが、VIのつくりが違うのも影響するかとは思いますが、データ数に誤差が生じております。
自分で作成したVIで、サンプルデータ圧縮VIを使用せず、サンプル数100、サンプリングレート1000で計測を行いデータ数を見てみましたが、やはりばらつきがあります。
現在少し単純にした2チャンネル分の計測用VIを作成して、こちらのVIで検証しております。
そのVIを添付いたします。
申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
07-29-2018 07:38 PM
MITTIY様
2チャンネルにて検証されていることに関しては承知いたしました。
2チャンネルにても問題などそちらで確認されますでしょうか。
またVIを拝見させていただきましたが、大きな問題点は現在では見受けられません。
DAQアシスタントの構成内容ですが、設定の再度の確認をお願いします。
一つの可能性としては「コレクタ」ExpressVIが影響を及ぼしている場合がございます。
コレクタExpressVIを除き、直接波形チャートへ接続する場合、状況は改善されるでしょうか。
Warm Regards,
T.Okazaki