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DAQmxによる外部トリガデータ取得とクイックルック

外部サンプルトリガと二つの外部トリガで、往復にスキャンさせて
データを取得し、データをASCIIで記録することを考えています。
外部トリガはスキャンスピード1から8[mm/sec]の間を、3cm強の稼動域を
往復します。その間のサンプリング点は12500点ほどです。
その往路開始と復路開始でそれぞれトリガがかかるようにして、
測定状況を確認するために、スキャンごとに取得結果の平均を
見られるようにしたいと考えています。
 
質問は二つです。
1.
このviだと往復データ取得をした後、一往復分サンプリングを休んで次のスキャンでの
サンプリングを行います。ちょうどサンプリングの半分を捨てることになってしまうので、
問題です。また、取得データがおそいサンプルだとファイルセットが次の行に移ってしまいます。
多少のサンプリング終了を早めても往復データが取れるようにしたいのですが、どうしたらよいでしょう?
 
2.データ取得の結果をクイックルックできるようにしたいのですが、このviだとスキャンごとに
足されて平均したデータが表示できず、一スキャンごとのデータにスキャン数を割っただけのものが
表示されてしまいます。デバッグモードで動かすとどうもシフトレジスタに保持される上から
配列を初期化してしまっているようです。
 
参考のためにviを添付しました。長文で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
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bose04様
 
 
平素より弊社製品をご利用いただきまして誠にありがとうございます。
日本ナショナルインスツルメンツ 技術部 天沼と申します。

下記ご質問に御回答するにあたり、いくつかご確認させていただきたい点がございますのでご協力お願いいたします。
 
①外部サンプルトリガと、二つの外部トリガで往復にスキャンさせてデータの集録をされていらっしゃるということですが、
こちらの部分をもう少々詳細にお聞かせいただけますでしょうか?
”往復にスキャンさせる”イメージが詳細に沸いて参りません。お手数ですが具体例をいただけますと幸いでございます。
 
②ご質問上で使用されている”外部サンプルトリガ”とは”外部サンプルクロック(サンプリングのクロック)”と同様でしょうか?
それとも何かしらトリガをかけるための信号でしょうか?
正確な内容で問題を把握するため、用語に関しまして統一させたいと考えております。
他になんらかの特別な意味がございますようでしたら詳細をお願いいたします。
 
③外部トリガはスキャンスピード1から8[mm/sec]の間を、3cm強の稼動域を
往復します。その間のサンプリング点は12500点ほどです。
とありますが、bose04様の仰られているこの外部トリガは
例えばスキャンスピード1の時、1[mm/sec]のスピードで3cmほどトリガがかかった状態、つまり30秒間データを外部クロックのタイミングで取得するというイメージで正しいでしょうか?
違っておりましたらご指摘お願いいたします。
 
 
以上、お手数かとは思われますが、御回答お願いいたします。
頂きました御回答に対し、さらにご質問させていただくこともあるかと存じますのでその際は再度ご協力お願いいたします。
ご不明な点がございましたらご連絡お願いいたします。
 
 
日本NI 技術部 天沼
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日本NI 技術部 天沼様

分かりにくくて申し訳ありません。
①について。
具体的にはフーリエ分光器のようなものの測定で稼動鏡が3cmの間隔を
往復します。
稼動鏡の位置に対応した検出器の電圧変化を取得するもので、
稼動鏡の復路終了往路開始トリガシグナルと往路終了復路開始トリガシクナル、
およびその間のサンプルクロックは装置からTTLで出る仕様になっています。

②について。
”外部サンプルトリガ”と行ってしまっているものはおそらく
”外部サンプルクロック(サンプリングのクロック)”と同じものです。
誤解を招いてしまい申し訳ありません。

③について。
稼動鏡のスピードの遅いモードの場合、
開始トリガの後は外部サンプルクロックにあわせて
30秒ぐらいデータを取得し続けることになります。
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bose04様
 
ご返信が送れてしまい申し訳ございません。
プログラムを動作させて見ましたが、確かに1往復分逃しているように思われます。
そこで再度ご質問をさせていただきますがご協力お願いいたします。

①現在のトリガ信号についての質問です
往復のサンプリングについて(以下、往路開始のトリガを往トリガ、復路開始のトリガを復トリガとさせていただきます。)
(1)往の開始について、往トリガの立ち上がりを見てスタートさせているのでしょうか?
それとも立下りでしょうか?
(2)往のサンプリングの終了については何を参照して停止するようになっているのでしょうか?
復トリガの立ち上がりですか?それともサンプル数で指定して終了するのでしょうか?
 
(3)(1)と同様に、復の開始について、こちらも復トリガの立ち上がりをみてスタートさせているのでしょか?それとも立下りでしょうか?
(4)(2)と同様に、復のサンプリングの終了については何を参照して停止するようになっているのでしょうか?
 
 
②2つのトリガ信号があり、それで収録を開始するということなのですが
2つ別々にあるトリガ信号を一つの信号にまとめることは可能でしょうか?
 
お手数でございますがご回答お願いいたします。
 
日本NI 技術部 天沼
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日本NI 技術部 天沼様

お忙しいところ、確認下さりましてありがとうございます。

>①現在のトリガ信号についての質問です
>(1)往の開始について、往トリガの立ち上がりを見てスタートさせているのでしょうか?
それとも立下りでしょうか?

往の開始は往トリガの立ち下がりです。

>(2)往のサンプリングの終了については何を参照して停止するようになっているのでしょうか?
>復トリガの立ち上がりですか?それともサンプル数で指定して終了するのでしょうか?

できれば復トリガ立ち下がりと同時に終了させたいのですが、
フロントパネルからいれる数値の組合せでサンプル数で終了することもあります。
#その仕様自体は本意ではありません。DAQmx Timing の
#サンプル数/チャネルやRate及びDAQmx Read のサンプル数/チャネルをかえると
#挙動がかわります。規則性がよくわかりませんでした。

>(3)(1)と同様に、復の開始について、こちらも復トリガの立ち上がりをみてスタートさせているのでしょか?それとも立下りでしょうか?

復の開始は立ち上がりです。

> (4)(2)と同様に、復のサンプリングの終了については何を参照して停止するようになっているのでしょうか?

こちらも(2)と同様に往トリガ立ち下がりで終わらせたいと考えています。

>②2つのトリガ信号があり、それで収録を開始するということなのですが
2つ別々にあるトリガ信号を一つの信号にまとめることは可能でしょうか?

できれば測定開始は往トリガの立ち上がりで始めたいと考えていますが
タイミングによっては開始が違う場合があるようです。
外部トリガはプログラムとは無関係に動いており、稼働鏡が端まで行くごとに
往復トリガがそれぞれ出るようになっています。

確認したところ、サンプルクロックはそれぞれ、往トリガ立ち下がりから
復トリガ立ち下がりまでと復トリガ立ち上がりから往トリガ立ち上がりまでの間で
出るようになっています。また、往トリガの立ち上がりから立ち下がりの時間は
数十ミリ秒前後、復トリガの立ち下がりから立ち上がりの時間は数百ミリ秒前後と
かなり時間差があることがわかりました。
タスク終了前に往トリガがきてしまっているのかも知れません。

物理的に両トリガで開始終了させるのが不可能な(または不安定になる)場合は
開始トリガのみを両トリガで行い、サンプル数で終了させることにせざる
を得ないと思います。

御面倒な仕様で申し訳ありませんがこのような状況です。
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