NI製品ディスカッション

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DAQmxでの各チャンネルゲイン設定

従来型のドライバではアナログの入力データの設定において
SCAN_Setupの関数で各チャンネルのゲインを設定することが可能で
CH毎に異なったレンジを設定できたのですが、DAQmxではこのような
CH毎に異なったレンジを設定してデータを収集することはできないのでしょうか。
 
開発環境 VC++6.0 sp6
使用ハードウェア DAQCard6036E,DAQCard6062E,USB-6215
ドライバ NI DAQmx8.5
 
以上
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平素より弊社製品をご利用いただき誠にありがとうございます。
日本ナショナルインスツルメンツの井関と申します。

NI-DAQmxを使用して、CH毎に異なったレンジを設定することは可能です。
DAQmxではDAQmxCreateAIVoltageChanを使用して、最大値と最小値を指定することにより、ボードで使用可能なレンジが選択されます。チャンネル毎に異なるレンジにしたい場合は、DAQmxCreateAIVoltageChanを複数使用して、タスクに追加していただければと思います。
ご参考になれば幸いです。
メッセージ2/4
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回答の方、ありがとうございます。
確かにDAQmxCreateAIVoltageChanをCH毎に異なる最大値と最小値を設定をするとレンジが
変更できましたが、±10.0Vと、±5.0Vなどの設定は可能のものと、±1.0Vや、±2.5V
など設定しても、±5.0Vのレンジになってしまうものがありました。
これはボードで使用可能なレンジがあるからなのでしょうか?マニュアル等には最大レンジ10.0V
最小レンジ50mVとなっていたのでこの範囲を超えないものは自由に設定できると思っていましたが
間違いでしょうか?
 
あと、DAQmxCreateAIVoltageChanを設定し、収集した電圧データをですがDAQCard6036E,USB-6215での
結果が異なり、以下のような結果になるのは何故でしょう。
 
 ①DAQmxReadAnalogF64関数を用い収集した場合
   DAQCard6036E、USB-6215問題なし
 ②DAQmxReadBinaryI16関数を用い収集した場合
   DAQCard6036E問題なかったが、USB-6215では
   データがオフセットされて表示される。
 
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平素より弊社製品をご利用頂き誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の中曽根と申します。
 
NI DAQCard-6036E とNI DAQCard-6062E では仕様が異なりますので、設定可能なレンジにも
違いがございます。各デバイスの入力信号レンジ設定に関しては、下記仕様書をご参照ください。
 
NI 6034E/6035E/6036E Family Specifications(3ページ目“Input signal ranges”)
http://www.ni.com/pdf/manuals/370721c.pdf
 
NI DAQCard-6062E Family Specifications(3ページ目“Input signal ranges”)
http://www.ni.com/pdf/manuals/370724c.pdf
 
NI USB-621X 仕様(1ページ目、入力範囲)
http://www.ni.com/pdf/manuals/371932b_0112.pdf
 
また、DAQmxReadAnalogF64関数とDAQmxReadBinaryI16関数に関してですが
DAQmxReadBinaryI16関数はスケールされていないデータを返します。
デバイスでソフトウェアキャリブレーションがサポートされている場合、NI-DAQmxでは
キャリブレートをしません。
NI USB-6215は、ソフトウェアキャリブレーションがサポートされているので、スケールされていないデータが
そのまま表示され、オフセットがあるものと思われます。
NI DAQCard-6036E(Eシリーズ)はハードウェア上にてキャリブレーションをしておりますので
表示に問題がないと思われます。
 
ご不明な点等ございましたら、ご連絡ください。
宜しくお願い致します。
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