10-03-2019 11:57 PM
度々の質問でお世話になっています。
USB-6343を使い、リニアエンコーダー2本(以下、ゲージAとゲージB)からのデータ収集を行おうとしています。
添付したVIでデータ収集を行ってみたのですが、ゲージAとゲージBを同時に動かしているので、同タイミングで同じデータが収集されることを期待しているのですが、保存されたデータを見ると、初期値0から1へ変化するタイミングがゲージAとゲージBで異なっています。しかも毎回どちらかが固定で早いということでもありません。(タイミングの違いが毎回同じかまでは確認していませんが、1つ保存していたデータをみると0.013秒ほど変化のタイミングがずれています)
原因としてはデータ収集の開始がゲージAとゲージBで異なるためのように見えるのですが、これは起こりえるものなのでしょうか。対処方法が分かれば教えてください。
よろしくお願いします。
解決済! 解決策の投稿を見る。
10-04-2019 03:10 PM
同時開始となる開始トリガを実装する必要があるかと思います。
カウンタ入力でトリガを使用する例は、ヘルプメニュー>>サンプルを検索...>>参照タブ>>ハードウェア入力と出力>>DAQmx>>カウンタ入力>>カウンタ-エンコーダを読み取る(連続クロック)にあります。
10-10-2019 12:38 AM
反応が遅くなり、申し訳ございません。
ご返答ありがとうございます。
添付のようにトリガ設定を加えてみたのですが、200452のエラーが発生して実行できませんでした。意図としてはPFI10端子に1ショットのパルスを出力して、それをPFI8から入力したのをトリガとして、そこから0.01秒遅れて2系統のデータ取得を同時に開始するという構成としたつもりなのですが。
エラーの対処と、VIの記述について問題ないかアドバイスをお願いできませんでしょうか。
よろしくお願いします。
10-10-2019 01:17 AM
添付いただいたVIでは、ご紹介したサンプルで使用されているアーム開始の項目にあるプロパティが使用されておりません。これが、エラー-200452が発生する理由です。
このトリガタイプは、通常の開始トリガとは異なり、遅延などがありませんのでご注意ください。
添付ファイルのようにアーム開始トリガを使用すれば、このエラーは発生しなくなると思います。トリガソースはカウンタ出力を指定しておきましたので、任意に変更可能です。リニアエンコーダを含む実機環境でお試しいただけると助かります。
10-10-2019 02:48 AM
ご返信ありがとうございます。
添付頂いたVIで無事RUNすることが確認できました。ありがとうございます。
アーム開始トリガを使用しなければということなのですが、ヘルプの説明などをみても、通常のトリガとアーム開始トリガの違いがよく分からなく、解説が書かれているページがありましたら、教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。
10-10-2019 03:39 AM
仕様書でもカウンタ/タイマとそれ以外でトリガの仕様に違いがありますが、詳しくはXシリーズユーザマニュアルに記載がございます。
7-45ページ(PDF179ページ)にあるとおり、カウンタ入力にのみアームする(カウンタを有効にする)必要があります。それ以外では、アームする必要がなく、開始トリガがサポートされています。
10-10-2019 03:59 AM
ご対応ありがとうございました。