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USBにてTektronixのTDS1012Bと通信したいのですが、USB通信はどのようにすればよいのでしょうか

はじめまして。
仕事でLabVIEWを始めました。
Tektronix製のオシロスコープが社内にあり、それをUSB通信で操作、データ収集したいのですがUSB通信する為のLabVIEWの組み方、関数など現時点ではさっぱり分かりません。
RS232C通信は、作成し動作も確認したのですがもともとサンプルがあったので出来たようなレベルです。
 
こんな広すぎる質問ですみませんが宜しくお願いします。
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LabVIEWを使用してUSB計測器との通信を行う手順は次の通りです。
1)NI-VISAドライバ(バージョン3.2以降)をインストールする。
2)Mesurment&Automation Explore(MAX)にて計測器を認識させる。
3)LabVIEWではMAXにて割り当てられたリソース名を使用して、通信のセッションを開き、通信を行う。


手順(1)につきましては、既にシリアル通信を行っているとのことですので、インストールされているかと思いますが、ドライバのアップグレードが必要な場合には、下記の弊社ウェブサイトよりダウンロードしてご使用下さい。
 http://digital.ni.com/softlib.nsf/MainPage?ReadForm&node=132010_US


手順(2)のMAXに認識させる方法ですが、ご使用の計測器「TDS1012B」がUSBTMCという規格に準拠しているか否かによって方法が異なります。USBTMCに準拠しており、他の競合するようなドライバがインストールされていなければ、プラグアンドプレイでMAXに自動的に認識されます。準拠していない場合には、NI-VISAがドライバとして割り当てられるようにinfファイルを作成する必要があります。計測器がUSBTMCに準拠しているか否かは
弊社では分かりかねますので、計測器のマニュアルで確認するか、あるいは、Tektronix様へお問い合わせ願います。手順(2)の詳細につきましては、下記のリンクをご参照願います。
 http://digital.ni.com/public.nsf/allkb/3EDFF6C35E416D8486257306000019F7?OpenDocument
計測器がMAXにて認識されると、リソース名が割り当てられます。


手順(3)では、USB通信でもNI-VISAを使用して通信を行いますので、シリアル通信のプログラムと同様のプログラムコードで通信が可能です。より、短期間での開発を行うためには計測器ドライバのご使用をお薦めいたします。
計測器ドライバというのは、特定の計測器用に構築されたソフトウェアルーチン集で、Webよりダウンロードしてご利用頂けます。こちらをインストールして頂きますと、添付画像のように、関数パレットに該当の計測器用のVIが配置され、サンプルファインダにサンプルプログラムが含まれるようになります。これらを元にプログラムを作成して頂ければ、開発期間も短縮できるかと存じます。
Tektronix TDS 1012Bの計測器ドライバは下記のリンクよりダウンロード可能です。
http://sine.ni.com/apps/utf8/niid_web_display.download_page?p_id_guid=047216EC20B66FABE0440003BA7CCD71


尚、ご紹介申し上げました計測器ドライバですが、「NI Developer Zone」(http://zone.ni.com/devzone/cda/main)の右側にあります計測器ドライバネットワーク>>ドライバを検索から、計測器のメーカーや種類での絞り込みや、型番での検索などを行うことが出来ます。今後、別の計測器などをご使用になられる際には、是非ご利用頂ければと思います。


日本ナショナルインスツルメンツ技術部
櫻田
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