高橋様、
平素よりLabVIEWをご使用いただきまして誠にありがとうございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の荒瀬と申します。
お問い合わせいただきました、ランダム値の最大値を表示続ける件につきまして以下のようにお答えさせていただきます。
お送りいただきましたVIを拝見させていただきましたところ、シフトレジスタを使っていらっしゃいますので、
大体の流れとしてはほとんど完成していると思いますが、シフトレジスタへ入力するデータを少々変更させていただきました。
添付致しましたVIをご参照下さい。LabVIEW 8.0用に作成させていただきましたが、それ以前のバージョンをご使用でしたら
ダウンコンバートいたしますのでお申し付け下さい。
全体のプログラムの流れとしましては、以下のようになっております。
1) 0から10の間のランダム数を生成します
2A) 生成されたランダム数が、今のところの最大値(左側のシフトレジスタから出てくる値、最初は0として初期化されております)よりも大きい場合、
ランダム数を今のところの最大値として、右側のシフトレジスタに入力します。
2B) 生成されたランダム数が、今のところの最大値よりも小さい場合は、今のところの最大値は変更せずに
そのまま右側のシフトレジスタに入力します。
3) ステップ1へ
ループが10回実行された後に、実際に生成された10個のランダム数を配列として出力しております。
こちらの配列の中で一番大きい値が「今のところの最大値」の表示器に表示されているかと思います。
以上、ご不明な点などございましたらご返信いただきますようお願い致します。
よろしくお願い致します。
日本NI技術部
荒瀬