NI製品ディスカッション

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ロックインアンプの作成について

また、少々わからないことが出来ました。質問をお許しください。

現在、USB6009を用いて、ロックインアンプを作成しようと試みております。
http://sine.ni.com/devzone/cda/epd/p/id/4532
こちらのサンプルを動作させようと思ったのですが、Lock Error -2というパラメータが出て動作しません。
また、波形チャートで値を可視化もしたいのですが、どこに挿入すればいいかも理解できておりません。

サンプルの動かし方がわからないので、自作を考えております。そこで、
http://p3exp.phys.nagoya-u.ac.jp/text/thema/CIRC/text.pdf
のテキストを元に、アナログ回路の要領でプログラムを作成することとしました。
基本的には、信号→微分→同期信号で極性反転→積分、の流れでロックインアンプが作れるはずなのですが…

1/LabVIEWのローパス及びハイパスフィルタは積分回路及び微分回路と同じものなのか
2/同期信号を用いてマイナス側に落ちた信号をプラス側に極性反転するときにはどんな方法があるか
もしくは、
3/プログラム上でロックインアンプを作成するとしたら容易な方法はあるか

ということで、教えていただくわけにはいきませんでしょうか。
不躾ではありますが、よろしくお願いいたします。
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o.chi様

 

 

平素よりお世話になっております。

日本ナショナルインスツルメンツ技術部 西原でございます。

ご投稿有難うございます。

 

ご質問いただきましたサンプルですが、こちらはNI-4472用に作成されたVIですので、

申し訳ないのですが、USB-6009では上手く動作しかねてしまいます。

そこで、USB-6009でも似たような動作ができるVIのサンプルを探してみましたが、

見つけることが出来ませんでした。 お役に立てず申し訳ございません。

 

そこで、ご質問1ですが、関数の中身がdllで見ることが出来ないので確認して頂くことが

出来ないのですが、基本的には同じと考えています。

一応、DSA製品でない用にDemoサンプルはあるのですが、T-DAQ関数を使用しておりますので

お役にたてるサンプルではない気がいたします。

ご参考までに下記のサイトをご確認いただきたいと存じます。

 

http://digital.ni.com/express.nsf/bycode/lockin?opendocument&lang=en&node=seminar_US

 

もう少し、色々と探してみたいと存じます。

宜しくお願い申し上げます。

 

西原 

 

 

 

 

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西原 様

 

o.chiです。返信、ありがとうございます。

 

当方でも実験をしてみたのですが、どうもLabVIEWに於けるローパスフィルタやハイパスフィルタなどは、実回路に於ける積分回路や微分回路と同等ではない様子です。

実回路の微分回路を例に挙げますならば、

「信号への微分を行う(sin波では90度位相をずらす)」 と「回路部品によって設定されるカットオフ周波数以下の信号をカットする(ハイパスフィルタ)」という2つの特性を持っております。

LabVIEWのフィルタ命令だけでは信号の位相がずれることがないようで、実回路のような動作をさせるのならば、LabVIEWではフィルタ命令+微積分命令という形になるようです。

(オシレータ等を使用した、限定された条件の中でしか実験を行っていないため、誤記などがあるかもしれません)

 

当方でも、現時点で確認できているのはこれだけで、ロックインアンプの完成は出来ないままでおります。

引き続きこちらでも試行してみるつもりではありますが、もしこの問題が解決できましたならば、申し訳ございませんがお教えください。お願いします。

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o.chi様

 

 

日本ナショナルインスツルメンツ技術部 西原でございます。

ご連絡が遅くなり申し訳ございません。

 

確かに仰るとおりでございます。

LabVIEWのフィルタ命令だけでは信号の位相がずれることがないので、同等ではないと存じます。

大変失礼いたしました。

取り急ぎお詫び申し上げます。

 

西原 

 

 

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