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サンプルレート

PXI-6259でアナログ電圧収録(シングルチャンネル)しようとしておりまして、
「DAQmxタイミング」関数で、以下の設定をしています。
・インスタンス=”サンプルクロック”
・サンプルモード=”HWタイミング1ポイント”
収録は「DAQmx読み取り」関数で、”アナログDBL1チャンネル1サンプル”としてデータを
読み取り、このデータをシェア変数(ネットワークで共有、1つのデータ、RT-FIFO有効)へ格納し、
この変数に書き込まれたデータをホストに通信してグラフ表示させています。
 
PXI-6925 のアナログ入力サンプリングレートは、データシートによると1.25MS/秒 ですので、
サンプルレートは1250000まで上げられると思っていたのですが、実際にやってみますと、
サンプルレートが19000でターゲット(PXI)との通信が不能になってしまいます。
 
これは恐らく、
「DAQmxタイミング」関数の”サンプルクロック”+”HWタイミング1ポイント”という設定での
動きを、私が理解していない(勘違いしている)ためだと思うのです。
タイムクリティカルループ中でこの設定の収録してタイミング制御したいと思っているのですが、
どうすれば良いのか、教えて頂けませんか?
また、どうして通信不能になってしまうのか についても教えて頂けますと助かります。
 
 
このVIに「サンプルレート」として18,000までは
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いつもお世話になっております。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部のタンと申します。
 
HWタイミング1サンプル集録は、設定されたサンプルレートのタイミングごとに1サンプルを集録するモードです。もし、ループ内に待機の設定がない場合、ループのタイミングはサンプルレートのタイミングになります。つまり、ハードウェア(HW)タイミングとなります。
 
サンプルレートを上げた際(ループ処理タイミングが速くなる時)にホストPCとの通信ががなくなるのは、高速処理中はホストと通信する処理が優先度が低いためにデータを送らなくなったと考えられます。タイムクリティカルRT(Real-Time)内での処理が優先的に行われているようです。もし、データ集録とホストPCへのデータ転送が同じループで処理されていましたら、別々のループで処理を行うようにします。この場合、データ集録ループはタイムクリティカルループに設定します。参考となるドキュメントやサンプルのリンクは下記に添付いたします。
 
 
Understanding Priorities in LabVIEW Real-Time Applications
http://zone.ni.com/devzone/cda/tut/p/id/4954
 
Simple Real-Time Queue with Time-Critical Loop
http://zone.ni.com/devzone/cda/epd/p/id/2546
 
よろしくお願い致します。

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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社  技術部 Thant Sin Naing
 
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タン様

ご返答頂き、誠にありがとうございました。早速試してみます。

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