11-05-2010 03:31 AM
PCI6289を使用しており、PCを変えたところ件名のエラーが表示されました.
一体パソコンの何が原因なんでしょうか??
11-07-2010 08:36 PM
kojikoji 様
平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部 見目と申します。
この度は、弊社ディスカッションフォーラムをご利用頂きまして誠に有難うございます。
エラー-200016はオンボードデバイスメモリのアンダーフローです。
PCのデータの転送レートが出力レートと見合わず、本エラーが生じています。
転送方法を添付ファイルの方法でDMA転送に変更して頂く、もしくはサンプルレートを下げて頂きエラーを回避して頂けますでしょうか。
エラーが改善されないようですと、行っていらっしゃる動作の詳細(書き出しサンプル数・サンプリングレート・チャンネル数等)を教えて頂けますと幸いです。
また、書き出しモードを再生成許可とし、バッファにあるデータを再利用して頂く事によっても
エラーが改善する可能性がございますので、お試し下さいますでしょうか。
その場合、データの重複書き出しが行われます。
また、ASUSマザーボードをお使いの場合にアンダーフローエラーが生じているという事例が幾つかございます。
お使いのマザーボードは何をお使いでしょうか。
お手数おかけいたしますが、ご確認の程、何卒、宜しくお願い致します。
日本ナショナルインスツルメンツ 見目 ルツ
11-07-2010 08:41 PM
kojikoji 様
上記内容の画像ファイルを添付致します。
お手数おかけいたしますが、ご確認の程、何卒、宜しくお願い致します。
日本ナショナルインスツルメンツ 見目 ルツ
11-07-2010 10:43 PM
先程のご指摘通り転送方法の変更を行おうとしたのですが,添付ファイルの画面は出せるのですがVIの組み方がよくわかりません.
DAQアシスタントを使用しアナログ出力を行っているからでしょうか?
再生成を許可してもエラーは出てしまいます.
また,マザーボードを調べたところASUSマザーボードでした.やはりこのマザーボードではだめなのでしょうか?
よろしくお願いします.
11-08-2010 12:42 AM
kojikoji 様
ご返答頂きましてありがとうございます。
ASUS P5xxxマザーボードをお使いの場合、弊社MシリーズデバイスのDMA転送レートを制限するという現象が報告されています。
そのため、アナログ集録では問題がないのですが、アナログ出力の場合、4kHz程で出力されてもアンダーフローエラーが生じてしまいます。
USBタイプやPCIeタイプでは正常に動作するようですが、PCIタイプのデバイスではエラーが生じています。
大変恐縮ですが、ASUSマザーボード以外のPCをお使いいただくことはできますでしょうか。
ただ、回避策の可能性として下記の方法がございます。
開始遅延トリガを使用して、1ms程の遅延を発生させると、2.5MS/sのサンプリングレートで出力しても問題が生じないようでございます。
方法は添付ファイルをご覧ください。
ExpressVIのDAQアシスタントをご使用頂いているということですので、
VIのアイコンを右クリックして、「フロントパネルを開く」を選択していただき、
フロントパネルを開いた状態で添付ファイルのプロパティを挿入して頂けますでしょうか。
お手数おかけいたしますが、ご確認の程、何卒、宜しくお願い致します。
日本ナショナルインスツルメンツ 見目 ルツ
11-08-2010 12:43 AM
kojikoji 様
上記内容の画像ファイルを添付致します。
お手数おかけいたしますが、ご確認の程、何卒、宜しくお願い致します。
日本ナショナルインスツルメンツ 見目 ルツ
11-08-2010 01:57 AM
先の添付ファイルの通り,開始遅延トリガを使用したところ正常に機能しました.
開始遅延トリガを使用しても,プログラム自体は通常とはなんら変わりはないものなのでしょうか?
また,上記の方法で行うことができても,やはりマザーボードは別のものを使用したほうがよいのでしょうか?
別のものにする場合にマザーボードを含め,PCはどのような性能・仕様のものを用いると処理速度等が早くなったりするのでしょうか?
よろしくお願いします.
11-08-2010 08:43 PM
kojikoji 様
ご返答頂きましてありがとうございます。
開始遅延トリガの使用で正常に機能したのとこと大変嬉しく思っております。
開始遅延トリガは開始トリガが受信されてから最初のサンプルを集録または生成するまで待機する時間を指定します。
従って、開始からサンプル生成までに遅延が生じる点の他に通常と変わりはございません。
ただ、開始遅延トリガの使用はあくまで回避策でして、解決策ではなく、
またデバイスによってサポートされていないものもございますので、可能でしたら他PCをお使い頂けますと幸いです。
PCはスペックの良いものをご使用頂くに越した事はございませんが、
kojikoji様のご希望の動作に合ったものが良いかと思います。
ご希望の仕様によっては、LabVIEWの使用のみを行うRealTimeOSやもっと処理速度の早いボードなどが必要となる可能性もございます。
kojikoji様のご希望の動作はどのようなものでしょうか。
宜しければ弊社営業部へお問合せ頂けますと幸いです。
お手数おかけいたしますが、ご確認の程、何卒、宜しくお願い致します。
日本ナショナルインスツルメンツ 見目 ルツ