アプリケーションビルダ 追加のインストーラについて

[klec_suzuki]

DataSocket用関数(VI)を組み込んだ アプリケーションを別のパソコン上で動作できるように、したいのですが

アプリケーションビルダの追加のインストーラで何を選択したらいいのでしょうか。

NI-VISAランタイムだけでは、不足となりますでしょうか。

NI-VISA Remote Serverも追加する必要がありますでしょうか。

[Z.Dzukarnain]

klec_suzuki様こんにちは、

平素よりNI製品をご利用頂きまして誠に有難うございます。

本件はVISAデバイスをリモートで制御したいという目的でしょうか。

サーバ側にNI-VISAサーバがインストールされていて、クライアント側にNI-VISAまたはNI-VISA Run-Time Engineがインストールされている必要があります。

NIのサポートページに本件に関する資料がございますので、紹介いたします。

他のコンピュータからVISAデバイスを制御するには？

http://digital.ni.com/public.nsf/allkb/4EEC89F31F7376B986257F00002DBDD1

恐らくNI VISA Remote Serverを追加する必要がないと考えております。

ご不明な点がございましたらお気軽にご返信下さい。

宜しくお願い致します。

[klec_suzuki]

ご回答有難う御座います。

システム構成としては、下記内容となります。

パソコン

  |---- LAN --- GPIB-ENET/1000 --- GPIB機器

  |---- LAN --- PLC

パソコンとPLC間は、OPCサーバ（Kepware）経由でとして通信をしています。

そのKepwareとLabVIEWアプリケーション間は、DataSocket用のVIを使用して、データの読書きをしています。

DataSocket用のVIを使用するために、NI-VISA Serverを起動しなければ、通信を行うことができませんでした。

そのため、NI-VISA Serverは、必須であると認識していました。

また、NI VISA Remote Serverにチェックを入れずに作成したインストーラにて、LabVIEWがインストールされていない

パソコンへインストールを行うと、NI VISA Serverがインストールされませんでした。

上記のシステム構成では、NI-VISA Serverは、不要でしょうか。

NI-VISA Serverが必要となる場合、インストーラに含めるにはどのような手法が適切でしょうか。

恐れ入りますが、アドバイスをいただけないでしょうか。

[Z.Dzukarnain]

klec_suzuki様こんにちは、

ご返信ありがとうございます。

インストーラを作成する場合、同様のバージョンの開発環境(LabVIEW)とランタイムエンジンがインストールされる必要があります。

また、そのアプリケーションが正しく動作するために別のドライバが必要の場合、（例：NI-VISAなど）そのドライバもアプリケーションビルダに追加する必要があります。

NI-VISA Serverは、コンピュータ上のVISAリソースを別のコンピュータから使用する場合に必要です。

別のパソコンでアプリケーションをインストールするという目的だと思いますが、

元のプログラムが動作するためにNI-Visa Serverが必要の場合、やはりインストーラに追加する必要があります。

もしドライバを追加する際にNI Visa Serverのチェックボックスが見つからない場合、「追加のインストール」項目に、「推奨されたインストーラを自動的に選択」のチェックを外し、NI-Visa Remote Serverの項目にチェックを入れていただければと思います。

更に、DataSocketを用いたLabVIEWアプリケーションの配布に関する資料がございますので、ご参照いただければと思います。

Distributing a LabVIEW Application Built with DataSocket

http://digital.ni.com/public.nsf/allkb/3F8528E79FB62F92862567240064CCEE

上記資料のようにエラー 1143が発生している場合、「追加のインストーラ」の項目にNI Data Socketが選択されていることをご確認いただければと思います。

回答は以上です。

ご不明な点がございましたら、お気軽にご返信下さい。

[klec_suzuki]

ご回答有難う御座います。

Remote Serverの項目にチェックをいれてインストーラを作成し、

開発環境以外のパソコンへのインストールが無事で来ました。