LabVIEWで開発中に関数の使い方を調べるため、「オンラインヘルプ」を頻繁に利用しますよね。
昔のバージョンでは、このヘルプはPC内に保存された「オフラインのオンラインヘルプ」が起動し、非常に高速で快適でした。
しかし、最近のバージョンでは標準で本当に「オンラインヘルプ」が表示されるようになり、Webブラウザが起動するようになりました。
これはこれで最新の情報が見られるというメリットはあるのですが、
-
「クリックしたのに、該当ページが見つからないエラーになる…」
-
「インターネット環境がない場所だと見ることができない…」
-
「そもそも、いちいちWebに接続するのが少し煩わしい…」
と感じている方も少なくないのではないでしょうか。
実は、この動作は簡単な設定変更で、昔ながらの高速なオフラインヘルプビューアで起動するように戻すことができます。今回はその方法をご紹介します。
設定方法:NIヘルプの表示をオフラインに切り替える
-
Windowsのスタートメニューから「National Instruments」→「NIヘルプ設定」を検索して起動します。

-
オンラインヘルプを使用する、に✓が入っています。

この✓を外して適用ボタンを押します。
たったこれだけです! この設定後、LabVIEWなどでヘルプを起動すると、Webブラウザではなく専用の「NI オフラインヘルプビューア」が立ち上がるようになります。
これで、インターネット接続を気にすることなく、必要な情報にいつでも瞬時にアクセスできます。
まとめ
今回は、NIのヘルプをオンライン表示からオフライン表示に切り替える方法をご紹介しました。
オンラインヘルプの挙動に少しでもストレスを感じていた方は、ぜひこの設定を試してみてください。
クリックすればすぐに情報にたどり着ける、昔ながらの快適な開発環境が戻ってきます。
日々の開発効率アップに、ぜひお役立てください!