LabVIEW Café
[箸休め] LabVIEWで誕生日のお祝いをちょっと素敵にしてみる。
先日、娘の5歳の誕生日だったのですが、Happy Birthdayの文字をLEDで光らせるグッズ用の電池が切れていました。
これは良い機会（？）なので、せっかくならNIのハードウェアを使って少し変わった形で光らせてあげよう、という事でやってみました。
使ったのは、たまたま家に転がっていたUSB-6008という機器です。
https://www.ni.com/ja-jp/support/model.usb-6008.html
かなり古い機種で、今だと↓が後継機種になります。
・USB-6001（2万ちょっと、廉価なのに結構何でもできちゃう優れもの）
https://www.ni.com/ja-jp/support/model.usb-6001.html
このUSB-6008のアナログ出力をLEDに直接繋いで電圧をかければ当然普通に光るのですが、それではLabVIEW使う意味が無いので
ノートPCのマイクで音を拾って、音の大きさに比例して印加電圧を変える仕組みにしてみました。
構成はこんな感じ。
プログラムは5分くらいで完成。さすがLabVIEWこういうちょっとしたプログラムを作るスピードは抜群に早い！
作ったプログラムはこんな感じです。（ファイルもダウンロードできるので、興味があれば落として見てください。）
0.1秒毎に波形を取って最大値を取り出して、0-5Vを超えないように制限つけてUSB-6008のアナログ出力から電圧出力、という流れです。
実際の動作を動画で撮ってみました。こんな感じ。
娘の反応は予想以上に良く、しばらく（何故かこのLEDに向かって）大きな声でHappy Birthdayを歌っていました。
娘よ、君の誕生日だぞ。
この記事を書いた人
鴨志田 敦史 (1979年11月生まれ、典型的なB型)
Sales本部 第二営業部 アカウントマネージャー 先端科学研究領域担当
(兼)理化学研究所 客員研究員
大学では磁性、大学院では表面物理と物性物理を学びつつ同じ銅ガスケットを何回使いまわせるかに挑戦していたが、その時に出会ったLabVIEWの素晴らしさに惹かれてNIに入社。
LabVIEWを使ったオンラインゲームの自動レベル上げなどLabVIEWの可能性を探求しています。
NI非公認ブログ ⇒ http://labview.seesaa.net/
E-mail：atsushi.kamoshida@ni.com
