ｃFP-RTD-122を使用した場合の誤差について

[wwwYB]

cFP-RTD-122に3線式RTD（PT100）を8点接続しましたが、8点の計測値に
2～8℃の誤差が生じています。このときの3線式RTDの抵抗換算値は実測値との
誤差はなく、また３線との同一の線種、同一の長さです。

６ダイヤル可変抵抗器からの模擬入力では誤差は生じなく、3線式RTDと同じ抵抗値
を６ダイヤル可変抵抗器からは誤差がなく、3線式RTDを接続すると誤差が生じます。
（使用している計測器はトレサビィティを取得しています）

ただcFP-RTD-122のSENSE端子、COM端子を短絡した場合は誤差はなくなります。

上記のような現象ですが原因としては、何が考えられるでしょうか？
またどのような方法により改善されるか教えてください。

[K.Saha]

何時も御世話になっております。

日本ナショナルインスツルメンツ技術部のサハと申します。

SENSE端子、COM端子を短絡した場合は誤差はなくなると書かれていますが、

ｃFP-122の以下のマニューアルの6ページにあるFigure6を見て頂けますと、2線式

の接続になることが分かりいただけると思います。

http://www.ni.com/pdf/manuals/373348b.pdf

そこで、一つ確認ですが、プログラム上またMAXでタスクの設定上に「構成」

という項目でRTDは何線式であるかの指定が必要ですが、それを3線式に

設定していますでしょうか。設定が正確である場合、後考えられるのは、

ノイズを除去するためにこのようｎ接続が必要である。ちなみの、これは上記

マニューアルの4ページにあるTable1の下の3行に書かれている事と同じである

と思われます。

以上の内容で何かご不明な点がありましたら、ご連絡願います。

今後とも宜しく御願いします。

サハ｜技術部｜日本ナショナルインスツルメンツ