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LabVIEW on LattePanda communicates Arduino Leonardo inside LattePanda using LINX

「LattePanda上のLabVIEWはLINXを使用してLattePanda内のArduino Leonardoと通信する」

 

たまたま棚の中にLattePanda (4G RAM / 64G eMMC)が眠っていたのでLabVIEWで使えそうかどうか調べてみることにしました。

 

LabVIEW on LattePandaLabVIEW on LattePanda

LattePandaはWindows 10で使えるボードPCでArduino Leonardoがボード上に同居しているのが特徴です。棚で眠っている間に上位バージョンが発売されてしまいましたので使い勝手が良さそうなら上位バージョンの購入も考えようかと思っていました。

 

以前、LINXでArduino Leonardoを使おうとした時に、Firmwareを書き込む段階で失敗したのですが、その時はあえてLeonardoを使うこともないのでUNOやMEGAを使うことにしてスルーしていました。今回は基板にLeonardoが載っているのでLINXで使えたほうが圧倒的に面白いだろうと思いますので、少し頑張ってみようと思いました。

 

結果的には"少し頑張る"という気分だけであっけなくArduino LeonardoにFirmwareを書き込むことができました。

LabVIEWのメニューの

ツール > MakerHub > LINX > Generate Firmware Libraries...で

ライブラリをUserのドキュメント > Arduino > LibrariesフォルダにLINX firmware source Librariesをコピーします。

 

Arduino IDEを開いてファイル > スケッチの例 > LINX > Arduino_Leonardo_Serial を開いて書き込みます。

スケッチの例に現れない場合は

Userのドキュメント > Arduino > Libraries > LINX > examples > Arduino_Leonardo_Serial > Arduino_Leonardo_Serial.ino

を開いて書き込みます。

 

これだけだったのですね。LattePandaのArduino LeonardoにLINXのFirmが書き込まれて、LabVIEWから制御できるようになりました。

 

 

LINXLINX

とりあえずLINXでLattePandaのLeonardoが使えることがわかったので、LattePanda Alfa 864 Win10 Proを注文してみました。

 

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LattePandaを初めて知りました。LattePanda上でLabVIEWが動作しArduinoで測定ができるのであれば、

かなり広い分野に応用ができるかと思い、とても面白い記事だと思いました。

 

OSはWindowsということを理解したうえでご意見をお伺いしたいのですが、

LattePanda + Arduinoは、sbRIOにとって代わることはできそうでしょうか。

組み込み用に販売されていると聞きましたが、正直組み込み案件にはそこまで向かなそうだと思います。

しかしそのサイズと値段は大きな魅力だと感じました。

 

私も購入したラズパイやFPGA評価ボードが段ボールの中で眠っています。

LattePandaも勢いで買いそうです。。。

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こんにちは Emboarさん、
興味を持っていただきありがとうございます。
小さいのでダンボールに入れておいても邪魔にならないですね。昨日注文したLattePanda Alphaがすぐに届いて、USB-PD(パワーデリバリー規格)電源待ちです。

何に使うのかなと思いながら触っているのですが、コンパクトさとWindowsの気楽さは感じますが、それ以上はまだよくわかりません。LattePandaのLabVIEWと基板上のArduino(LINX)はCOMポート経由でコマンド/データ通信をするので、シングルボードRIO(リアルタイムOS + FPGA)に本来期待される仕事をこなすことはできないだろうと思います。場合によっては、LabVIEWのVIが動く基板が必要でシングルボードRIOを使っている場合もあると思いますので、その場合はコストメリットが大きいと思います。

 

Arduinoが載っているということでI2CやSPIのセンサーで使いたいものがある人は使い始めるきっかけになるかもしれません。とりあえず夏のMFT2019に向けてGrid-EYE (8x8赤外線アレイモジュール)で組み込み風のデモアプリを作ろうかと考えています。

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こんばんは。

古いハードですが、LattePanda(2G RAM/Intel Cherry Trail Z8300 Quad Core 1.8GHz)で動作することが報告されており、「多くのIOを利用する場合は動作が遅くなるため、 arduino compilerを利用するほうが良い」との記載がありました。

 

Labview on LattePanda

https://www.labviewmakerhub.com/forums/viewtopic.php?f=10&t=1814&p=10236

 

(引用)

After a couple nights I was able to get an LED to blink using the arduino pins on the lattepanda. It works but you can only access the pins through serial communication. For systems with lots of IO this could be too slow. If you want to deploy real time code to it I think it could be possible with the arduino compiler from TSXperts which is $99 for a home license. As far as the lattepanda is concerned it thinks it has an arduino leonardo plugged into it.

 

進歩したハードでどれほどの負荷に耐えられるのか楽しみです。

ご報告お待ちしております。

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fukumaka2さん、

リンクは2016年6月の話題なので、LattePandaはその頃からあったのですね。

 

ラズパイやBBBと異なりArduinoへのLINXはArduinoにfirmwareを書き込んでシリアルポートでコマンドやデータを通信する方式を取っているので、DIOやI2CやSPIなどサポートする機能が増えると遅くなってしまうのだと思います。

Arduinoで使うLINXが遅いということはLattePandaに限らないので、最新のLattePandaでも劇的に改善することは期待できないと思います。LattePandaは”Arduino Leonardoを内蔵することでコンパクトにDIOやI2CやSPIなどが出来るボード”という性格付けをしていると理解しておいたほうが良いのではないかと思っています。

いろいろな用途に対応する意味では各種Arduinoを外付けで使ったほうが良いと思いますが、スペースと電源を共有することで操作や装置全体がシンプルでコンパクトになるメリットがある場合に選択肢として検討できると思います。

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Windows PCにArduinoが組み込まれたことで便利だろうと思われるのは、I2CやSPIのセンサーなどが身近になることかもしれません。

8x8の赤外線温度センサーが棚の箱の中にありましたので繋いでみます。

https://www.switch-science.com/catalog/3395/

Step1はArduino Leonardoにセンサーを付けて普通のPCで動作確認します。

感謝しながらAdafruit AMG88xx Libraryを使わせてもらう(ライブラリのヘッダーファイルのI2Cアドレスを変更する必要があります)と動作確認が簡単にできます。センサー基板は3.3V仕様なので、I2Cの電圧レベル変換モジュールを使いました。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05452/

 

Step2はArduino LeonardoをLattePandaのUSBポートに接続して普通のPCのように使えることを確認します。

M5110491 2.JPG

センサーの配線をLattePandaのピンに刺そうとピン配置を見ると3.3V出力がありません。センサーへの給電とI2Cレベル変換ICへの接続のために必要なのですが、Arduino Leonardoには用意されている3.3V出力がLattePandaにはありません。

LEDのVfが1-2Vなので、

GND - 1kΩ - LED - 5ボルトの回路を作ってLEDのGND側の足が3.3Vぐらいになるようにしてしのぎました。(Step 3)

M5110492 2.JPGM5110495 2.JPG

この回路で動作が確認できたので、いよいよLattePandaのピンに移動します。LattePandaのLeonardoのポート番号COM5に変更して同様にArduino IDEで動作確認をします。

去年作ったLINXのプログラムを動かすとVサインが認識されています。

M5110500 2.JPG

 

これだけではつまらないので、センサーを2個にして距離情報も分かると夜中にタヌキが近づいてくるのがわかるかも、、。センサーをクリックしそうになりましたが、調べているうちに、値段は高いですが解像度が高いセンサーが発売されていることがわかりました。

https://www.switch-science.com/catalog/4037/

来週はこれを使ってみることにしました。高いな、、。

 

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8000円だと、個人で遊ぶ分には高くてなかなか手が出ないです。

買ったとしても、私の場合動かしたら満足しちゃうので、そのあと実生活に役立てられないんですよ。

もったいないなーと思いつつ、いろんなものが段ボールの中です

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