05-06-2020 02:20 AM
LabVIEW Community Editionは英語版だけなので、日本語版が使えるNXGに少し慣れておこうと思いました。
Mac版とかLinux版もNXGの方が期待できそうな気もしますし、、、。
取っ掛かりとして「”LabVIEW Community Editionで”プログラミングを楽しもう」のサンプルプログラムをNXG用に変換して動かしてみることにしました。
サンプルプログラムはできるだけ多くの人が使えるようにLabVIEW2014で保存してありますので、一旦LabVIEW2020で開いて保存しておきます。NXGにはLabVIEW2017以降のプログラムでないと変換できないということです。
第7章の「7-4_max30102HR.vi」は「Arduinoからの心拍信号を受信して心拍数を表示するプログラムです。 生産者・消費者デザインパターンを使っています。」
NXGをインストールすると「Code Conversio...」というアプリケーションも同時にインストールされています。
これを実行するとウィンドウが開いて、LabVIEWプログラムをフォルダーごとドラッグドロップすれば良いようです。
入れました。
待っていても何も起こらないので、右下の「プレビュー」をクリックすると下の画面になりました。NXGのプロジェクトを作るようです。
右下の「変換」ボタンを押すとしばらく時間がかかって、、。
変換が完了しました。
ちゃんと動きます。
COMポートの更新ができないようでCOM番号の「3」は手入力しました。ボーレートの「115200」はちゃんと選択できました。
ワイヤーが無駄に折れ曲がっているのは気になりますが、基本的にLabVIEWのブロックダイアグラムと同じです。
ワイヤーと関数の配置などを調整にするとスッキリします。
関数名やヘルプで日本語が使えるのは良い。
ダイアグラムの拡大縮小表示できるのが良い。
でも、1画面に収めるという歯止めが無くなって、30%表示で画面全域にダイアグラムを書き込む人が出てきそうで怖い。
ラベルの表示位置は変えられなくなってしまったのだろうか?ちょっと嫌だ。
両サイドのペインは表示したり隠したりが簡単なので、画面が有効に使えて良い。
パネルとダイアグラムの表示切り替えが、非力なノートPCだときになる程度に時間がかかるのは嫌だ。
以上、個人的感想です。
05-06-2020 03:54 AM
第6章のVIを変換してみましたが、残念ながら、LINX関数は変換できないようです。