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LabVIEWプログラムをNXG用に変換してみた

LabVIEW Community Editionは英語版だけなので、日本語版が使えるNXGに少し慣れておこうと思いました。

Mac版とかLinux版もNXGの方が期待できそうな気もしますし、、、。

 

取っ掛かりとして「”LabVIEW Community Editionで”プログラミングを楽しもう」のサンプルプログラムをNXG用に変換して動かしてみることにしました。

 

サンプルプログラムはできるだけ多くの人が使えるようにLabVIEW2014で保存してありますので、一旦LabVIEW2020で開いて保存しておきます。NXGにはLabVIEW2017以降のプログラムでないと変換できないということです。

 

 

第7章の「7-4_max30102HR.vi」は「Arduinoからの心拍信号を受信して心拍数を表示するプログラムです。 生産者・消費者デザインパターンを使っています。」

図7-20_パネル波形.png

 

NXGをインストールすると「Code Conversio...」というアプリケーションも同時にインストールされています。

 

codeConversion.png

 

これを実行するとウィンドウが開いて、LabVIEWプログラムをフォルダーごとドラッグドロップすれば良いようです。

converter1.png

 

入れました。

converter2.png

待っていても何も起こらないので、右下の「プレビュー」をクリックすると下の画面になりました。NXGのプロジェクトを作るようです。

converter3.png

 

右下の「変換」ボタンを押すとしばらく時間がかかって、、。

converter4.png

 

変換が完了しました。

converter5.png

 

ちゃんと動きます。

COMポートの更新ができないようでCOM番号の「3」は手入力しました。ボーレートの「115200」はちゃんと選択できました。

NXG_Max30102.png

 

ワイヤーが無駄に折れ曲がっているのは気になりますが、基本的にLabVIEWのブロックダイアグラムと同じです。

NXG_Max30102ダイアグラム.png

 

NXG_Max30102Modダイアグラム.png

ワイヤーと関数の配置などを調整にするとスッキリします。

 

NXG_Max30102Mod.png

 

関数名やヘルプで日本語が使えるのは良い。

 

ダイアグラムの拡大縮小表示できるのが良い。

でも、1画面に収めるという歯止めが無くなって、30%表示で画面全域にダイアグラムを書き込む人が出てきそうで怖い。

 

ラベルの表示位置は変えられなくなってしまったのだろうか?ちょっと嫌だ。

 

両サイドのペインは表示したり隠したりが簡単なので、画面が有効に使えて良い。

パネルとダイアグラムの表示切り替えが、非力なノートPCだときになる程度に時間がかかるのは嫌だ。

 

以上、個人的感想です。

 

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第6章のVIを変換してみましたが、残念ながら、LINX関数は変換できないようです。

 

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