北東北 LabVIEWユーザー会

キャンセル
次の結果を表示 
次の代わりに検索 
もしかして: 

Keyence LJ-V7000 Read Profile (Batch mode)

Summary

A two-dimensional profile including string of a pendulum clock was taken in for 1.5 seconds by 4kHz. The location of the string was analyzed from 6000 of profile data using a batch mode this time, and it was shown to X-Y chart.

(株)キーエンス様からLJ-V7000(センサーはLJ-V7080)をお借りして、LabVIEWドライバーの使い勝手を確認しています。

今回はバッチモードを使用して、振り子時計の紐の位置を4kHzで測定してみました。プロファイルの取り出しは1回につき最大255個ですので、ループの中で6000個のデータを取り出します。

LabVIEWドライバーにはバッチモードのサンプル(Keyence LJ-V7000 Read Batch Profiles(for High-Speed Mod).vi)がありますので動かしながら動作を理解する事ができました。サンプルとしては少しばかり凝った構成になっていますので、シンプルなプログラムを書いてみました。

PCとはUSBで接続されているのでイーサネットならもっと速いのかもしれませんが、6000個のプロファイルを取り出すのに4.9秒かかっていてました。

simpleBatchp.png

simpleBatchd.png

データを取り込んだ後で、プロファイルから紐の位置を解析します。紐の位置が一番手前になっているのでZの最大値の前後16データを取り出して2次回帰でピークのX-Y座標を求めています。(影は負の大きな値になるので、2次回帰する範囲に影が含まれるとピークを見失うことがあります。)

PeakPositionp.png

PeakPositiond.png

振り子の周期と比べると4kHzでの取り込みはうまくいっているようです。

確認していませんが、測定範囲などを限定していく事によって64kHzまで高速化できるとのことです。

すべてをダウンロード
0 件の賞賛
メッセージ1/1
4,017件の閲覧回数