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位相差の周波数特性を修正したい

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いつもお世話になっております。

 

位相差の周波数特性を測定したところ画像の様な結果が得られました。

画像の通り、ある周波数まで到達すると位相差値がマイナスの値から再び始まり直線状に並びます。

 

画像の様に何度も折り返すのではなく、一番左の線状の続きに次の折り返してしまっている線状のプロット群をつなげていって

1つの線状になるようにしたいのですが、どのようなプログラムにしたら良いでしょうか?

 

よろしくお願いします

 

図1.png

 

 

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解決策
受理者 isu16

位相は普通は、-π~+π(-180°~+180°)または、0~+2π(0°~360°)などの範囲内になります。

F特などのような計算から出てくるものは、どうしてもこの範囲内になってしまいます。

 

これを、位相がジャンプしない連続的なものにするには、「アンラップ」という方法をとります。

 

LabVIEWには、上級解析関数に「位相をアンラップ(unwrap phase.vi)」が備わっているので、

それを使うことができます。

 

しかし、元の位相が非常にノイジーである場合、アンラップ関数を通してもなお、

ジャンプが解消できない場合が多々あります。

 

御提示のグラフは、アンラップ関数は値を返しますが、1点1点のノイズが乗っている感じや、

ノイズで暴れている量が180°近かったりするなど、「位相の何周目」を決定するのが

相当厳しいような気がします・・・

 

下の絵は、直線的に位相が増加する(-180°~+180°でジャンプする)データに、

意図的に1点1点正規確率乱数を与えてノイズを乗せ(=白)、それを生データとして、

アンラップをかけたもの(=赤)を重ねてみたものです。

下の絵では、所定の通りにアンラップできているように見えますが、このレベルよりもノイズを乗せると

アンラップ結果もところどころ2πの段差が現れます。

 

160428-sample2.png

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M.Shiraishi様返信ありがとうございます。

 

早速アンラップ関数を試してみましたがやはり上手く接続することができませんでした。

他の方法を探してみたいと思います。

 

 

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