08-29-2012 04:49 AM
いつもお世話になっております。
お伺いしたいのですが、現在Wavelet解析を行っているのですが,
その中で,analysis filtersやsynthesis filtersの機能を使用したいのですが,
この端子にはどういったものを接続すればよいのでしょうか.
ご教授の程,よろしくお願いします。
09-03-2012 01:53 AM
choroQ 様
弊社ディスカッションフォーラムをご利用頂きまして誠にありがとうございます。
日本ナショナルインスツルメンツ技術部の衞藤と申します。
連絡が遅くなってしまい申し訳ございません。
ご投稿いただきましたWavelet Filtersについてご連絡いたします。
まず、すでにご存知かもしれませんが、ブロックダイアグラム上にてctrl+Hにて出てくる詳細ヘルプから、オンラインヘルプを選択しますと、それぞれの端子の詳細が出てきます。また、ヘルプの最下部よりいくつかのサンプルも開くことができます。
特にWA Analysis Filter Bank VIのFilter Banks - 1D VIのサンプルが役に立つかと思われます。
下記はオンラインヘルプの内容を簡単にまとめたものになります。
WA Analysis Filter Bank VI
-extention:Zero,Symmetric,Periodicから選択できます。違いはオンラインヘルプのextentionの項の"method to use to pad data"を参照して下さいませ。
-signal:入力信号を入れます。こちらは計測器から取得した波形データやLabVIEW内で生成した波形データを入れます。
-analysis filters:ローパス、ハイパスフィルタの係数を入れます。実際の値は、WA Wavelet Filter VIより通常使用される値を取得できます。
-shift:間引きをいつから開始するかを決めます。値は0もしくは1のみです。
-approx coef:ローパスフィルタの出力になります。
-detail coef:ハイパスフィルタの出力になります。
WA Synthesis Filter Bank VIは上記の出力を受け取り、信号を再生成することが出来ます。
上記をご確認の上、ご不明な点などございましたら再度ご連絡いただけますでしょうか。
宜しくお願いします。
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
衞藤 圭 (Kei Eto)
09-03-2012 03:51 AM
日本ナショナルインスツルメンツ 衞藤様
ご回答ありがとうございます.
WA 1D Analysis Filter Bank についてよくわかりました.
また,オンラインヘルプの内容までまとめて頂き,ありがとうございます.
もうひとつ質問なのですが,analysis filtersについて,
-analysis filters:ローパス、ハイパスフィルタの係数を入れます。実際の値は、WA Wavelet Filter VIより通常使用される値を取得できます。
とありますが,具体的にはどういった値を入力しなければいけないのでしょうか.
私は今,添付した画像のように,任意の波形を WA Continuous Wavelet Transfrom VI にマザーウェーブレットとして入力し,
使用しています.
この機能をWA 1D Analysis Filter Bank でも使用したいと考えているのですが,どのようにすればよいでしょうか.
以上,お手数ですがよろしくお願いいたします.